クロスチェーン投資分析ダッシュボード「Harvest」運営、Binance(幣安)らから1,800万米ドルをシード調達

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分散型金融(DeFi)スタートアップの Treehouse Finance は、名前非開示のフィンテック投資家がリードしたするシードラウンドで1,800万米ドルを調達した。Lightspeed Venture Partners、Binance(幣安)、MassMutual Ventures などの投資家も参加した。

Image credit: Treehouse Finance

Treehouse は、2021年に Brandon Goh 氏、Bryan Goh 氏、Yiao Loh 氏によって設立された。同社の主力製品「Harvest」は、ブロックチェーンをインデックス化し、ユーザインターフェース上で過去のデータ、損益、リスク指標を提供する。Harvestは、ユーザが自分の DeFi のポジションとリスクを理解し、より良い財務的な判断を下せるようにするものだ。

仮想通貨マーケットメーカー Wintermute の開発者 Dominic Chrumka 氏は、Treehouse について次のように語っている。

彼らのクロスチェーンダッシュボードと包括的な分析、特に流動性を提供しているプールに起因する損益を追跡する能力は、業界にとってゲームチェンジだ。

今回調達した資金は、Harvest の改善、コミュニティの形成、社内研究、グローバルな人材獲得に充てられる予定だ。

このラウンドの他の投資家は以下の通りだ。

  • Mirana Ventures
  • Global Founders Capital
  • Jump Capital
  • GSR
  • Wintermute

【via Tech in Asia】 @TechinAsia

【原文】

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