大規模IoTプロバイダのUnaBiz(優納比)、日本のスパークス・グループらから5,000万米ドルをシリーズB+調達

UnaBiz の経営メンバー
Image credit: UnaBiz(優納比)

大規模 IoT ソリューションプロバイダー UnaBiz(優納比)は7日、日本のスパークス・グループがリードしたシリーズ B+ ラウンドをクローズしたと発表した。このラウンドには、シンガポールの G.K Goh Holdings(呉控股)などが参加した。UnaBiz はこのラウンドで総額5,000万米ドルを調達し、国際展開の足場を固めている。

スパークス・グループ社長の阿部修平氏は次のように述べている。

グローバルに大規模 IoT のエコシステムを構築している UnaBiz の積極的なパフォーマンスを高く評価する。

フランスで Sigfox の買収に成功、2つの研究開発センターを設立

UnaBiz は2016年にシンガポールで設立して以来、積極的に人材を採用し、台湾の情報通信産業の強みを活かして、東京、パリ、マドリード、オランダの6拠点で事業を展開している。

6年前に設立された UnaBiz は、今年4月にフランスのユニコーン Sigfox の買収に成功し、フランスに新しい研究開発センターを加え、アジアとヨーロッパにまたがる2つの研究開発センター(台北と南フランスのラベージュ)を持ち、世界中で240人以上の従業員を擁している。

以来、UnaBiz は世界70カ国以上の 0G 通信事業者と緊密に連携し、1,500社以上のB2B 顧客が1,000万個のセンサーをより効率的に運用できるようにした。

編注:0G ネットワークとは、アレイ型の低消費電力広域ネットワークで、シンプルで低消費電力の IoT 機器同士を低コストで効率よく大規模に接続するために利用される。

Sigfox の買収完了から半年以上が経過し、UnaBiz はアジアとヨーロッパのチームの統合に成功した。今後も持続可能な製品イノベーションへの投資を続け、中南米、アジア太平洋、ヨーロッパ、中東、アフリカの公益事業、セキュリティ、施設管理、サプライチェーンと物流の4つの主要バーティカルでプレゼンスを強化できると期待している。

10月、UnaBizはドバイ電力水道公社(DEWA)の関連会社に招かれ、過去数年間に台湾と日本で蓄積された「スマート3メーター(編注:電力・ガス・水道の一体型メーター)」の経験を中東や海外に輸出することが期待されている。

研究や製品開発に資金を継続投入

UnaBiz Group の共同創業者兼共同 CEO Henri Bong 氏(黄安利)氏(最初の写真の右から2番目)は、経済の冬の時代に UnaBiz が自信を持てるようになったのは、投資家からの信頼と支援のおかげだと述べた。

当社は、グローバルパートナーや世界中の 0G ネットワーク事業者と密接に連携し、超低コスト・超低電力のソリューションで大規模 IoT 市場を推進していく。(Bong 氏)

2021年10月、UnaBiz のシリーズ B ラウンド完了に伴い、UnaBiz は共同創業者の Philippe Chiu(邱賞恩)氏(最初の写真の中央)を Co-CEO に任命し、もうひとりの CEO である Bong 氏とともに UnaBiz チームを率いることになった。

今回の資金調達は、低消費電力 WAN と衛星 IoT の統合に引き続き焦点を当てた研究と製品開発に使用され、ソフトウェア、ハードウェア、クラウド製品における UnaBiz のサービス競争力を強化し、データプラットフォーム「UnaConnect」の規模と範囲を引き続き拡大する。

これらの製品とサービスの成長により、当社はより大きな市場をターゲットとすることができ、0G オペレータのお客様は、より優れたスケールメリットと技術選択の自由という、技術の収束と統合の利点を享受することができる。 UnaBiz は、より広い市場と新たなソリューションの開発に取り組んでいる。(Chiu 氏)

【via Meet Global by Business Next(数位時代) 】 @meet_startup

【原文】

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