食農オープンイノベーション「AgVenture Lab」農水省の補助事業に採択ーー5期目のJAアクセラレータ募集は3月末締切

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食農領域を中心としたオープンイノベーションプログラム「JAアクセラレーター」を実施しているAgVenture Labは3月15日、農林水産省の「農業支援サービス事業インキュベーション緊急対策」において補助事業の実施主体に採択されたことを公表している。採択されたのは「サービス事業体スタートアップ支援」と「サービス活用促進」の2つ。

同社団法人は今回の補助事業を通じて、JAグループ外も含めた全国各地の産地の課題とスタートアップのソリューションをマッチングし、農業現場の課題解決を推進するポータルサイトを運営する。同社はこれまで2022年までのオープンイノベーションプログラム4期を通じて計33社のスタートアップを支援してきた。

AgVenture Labは、全国農業協同組合中央会、全国農業協同組合連合会、全国共済農業協同組合連合会、農林中央金庫など8団体が共同で設立した社団法人。食や農業に関する事業創出やサービス開発、地域課題の解消を目指して活動しており、JAグループは、AgVenture Labを通じて外部企業との連携を強化している。

また、ゼロワンブースターとは共同で新たに5期目となる「JAアクセラレーター」の参加スタートアップ支援も募集している。これまでに33企業が採択され、JAグループや関連団体と連携した製品やサービスの実証実験を実施している。第5期のテーマは「食と農、くらしのサステナブルな未来を共創する」で、食・農・金融・くらし・地方創生・SDGsに関わる社会課題に取り組む起業家や事業家を募集する。最終選考で6〜10チームが選抜され、最大100万円の助成やJAグループ職員によるプログラム期間中のサポート等の特典が提供される。エントリーの受け付けは3月31日まで。

プログラム期間は6月から11月で、参加者はJAグループや01Boosterの支援を受けながら革新的な事業を立ち上げることになる。ビジネスプランコンテストが5月下旬、最終の成果発表会となるDEMO DAYが11月頃に開催される予定。

via PR TIMES

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