相続手続DX「そうぞくドットコム」運営のAGE technologies、シリーズBでデット含め5.9億円を調達

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「そうぞくドットコム」
Image credit: AGE technologies

相続手続 DX プラットフォーム「そうぞくドットコム」を提供する AGE technologies は12日、シリーズ B ラウンドで5.9億円を調達したと明らかにした。このラウンドに参加したのは、KUSABI、DG ベンチャーズ、Open Network Labの ESG1号ファンド(通称 Earthshot ファンド)、三菱 UFJ 信託銀行、りそなキャピタル。調達額には、日本政策金融公庫とりそな銀行からのデットが含まれる。DG ベンチャーズは、前回、シリーズ A ラウンドに続くフォローオンでの参加。累積調達額は7.9億円に達した。

AGE technologies は2018年3月の創業。2019年、Open Network Lab の Seed Accelerator Program 第18期に採択され、デモデイで「Best Team Award(最優秀賞)」と「Audience Award(聴衆賞)」を獲得した。現在、相続に伴う不動産の名義変更手続きサービス「そうぞくドットコム不動産」、金融機関口座の払い戻し手続きを効率化する「そうぞくドットコム預貯金」を提供しており、2023年3月、そうぞくドットコム不動産を通じて登記された累計不動産件数が2.1万件を超えたことを明らかにした。

AGE technologies では今回調達した資金を使って、そうぞくドットコムの利用者拡大と対応手続きの拡充、事業者向けの相続業務支援サービスの本格展開、不動産売却、保険の活用、遺言の作成、老後資金ニーズに対するファイナンスサービスの提供など、相続周辺領域におけるサービスを展開に取り組む。具体的には、証券、生命保険、相続税の申告など各種対応手続きへの対応を拡大、全国の金融機関に向けた認知拡大、エイジテック領域の事業者との連携や「空き家の発生抑制」に関する自治体との取り組みなどを加速させる。

via PR TIMES

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