人事評価クラウドのHRBrain、スウェーデンのPEが買収

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HRBrain の本社オフィス
Image credit: HRBrain

※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから

スウェーデンの PE(プライベートエクイティ)ファンドである EQT が人事評価クラウド「HRBrain」を運営する HRBrain買収すると日経が報じた。買収額は非公表だが、INITIAL によれば、HRBrain が2022年2月にデットを含め18億円調達した際、時価総額が約215億円に達したことを明らかにしている。創業者の堀浩輝社長は続投し株主として残り、EQT は社外取締役を派遣する。

HRBrain は2016年3月、サイバーエージェント(東証:4751)でメディア関連の事業部をマネジメントしてきた堀氏が、多くの在籍メンバーの人事評価や目標管理がエクセル等の汎用ツールで運用されていることの煩雑さ、非効率に着目して立ち上げた(設立当初の名前はモスキートーン)。2017年1月にローンチしたクラウドサービスの累計利用社数は2,500社超。

Image credit: HRBrain

HRBrain は、目標シートの記入から人事担当者による評価管理までをクラウドで一元化することで、人事担当者の評価業務における作業を効率化し、蓄積されていくデータを元に効果的な人事戦略を可能にする。サービスは、タレントマネジメント、組織診断サーベイ、 パルスサーベイ、人事評価、360度評価、労務管理、社内向けチャットボットの7サービスからで構成される。

同社はこれまでに、香港の Seiga Asset Management、第一生命保険、Eight Roads Ventures Japan、みずほキャピタル、SCSK(東証:9719)、ジェネシアベンチャーズ、BEENEXT、KSK Angel Fund、三谷産業、サイバーエージェント(藤田ファンド)、みずほキャピタル、JA 三井リース、スパークス・グループ(未来創生ファンド)などから資金調達している。

EQT はスウェーデンのヴァレンベリ家(スウェーデンの GNP の3分の1を間接的に支配しているとされる産業資本家)を出自とする PE で、現在の運用資産残高は約2,320億ユーロ(約37兆円)に達し、ヨーロッパ、アジア、北米にわたる20の国でオフィスを構えている。動物病院向けバックオフィスの VetPartners、上場していた B2B 売掛債権自動化の Billtrust などを買収している。

<HRBrain のこれまでの軌跡>

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