対話型動画サービス「Tig（ティグ）」開発のパロニム、5億円の資金調達——ベクトルとは資本業務提携

インタラクティブ動画技術「Tig（ティグ）」を展開するパロニムは1日、直近のラウンドで5億円を調達したことを明らかにした。このラウンドに参加したのは、Global Hands-On VC、ソーバル（東証：2186）、ベクトル（東証：6058）。

調達ラウンドは言及されていないが、同社は2020年10月に前回のシリーズ B ラウンドをクローズしているため、シリーズ C ラウンドと推定される。今回の調達により、同社の累積調達額は14.5億円に達した。

今回の資金調達の中核を成すのが、ベクトルグループとの資本提携だ。この提携により、Tig とベクトルのマーケティングソリューションを組み合わせた、新たなビジネス展開が期待される。具体的には、ベクトルのクライアント企業に対して、Tig を活用した高度なインタラクティブ動画ソリューションを提供することが可能になる。

2016年に設立されたパロニムは、動画内のオブジェクトに情報をタグ付けすることで、ユーザが表面的な情報を超えて検索できるようにする、次世代のインタラクティブ動画技術と位置づけた SaaS プロダクトを開発している。この B2B プロダクトは、映像を邪魔しないクリーンなユーザ体験を誇り、視聴者はどの関心事に触れれば、より豊かな情報に接することができるのかを直感的に理解することができる。

via PR TIMES      Summarized by ChatGPT