投信アプリ「Fundect」を始め、投資や株に関するアプリを開発しているFinatextが、2016年6月14日に三菱東京UFJ銀行とパートナーを組み、「Fundect」から直接銀行への来店予約ができる機能をリリースした。
「Fundect」がリリースされたのは、2015年12月。三菱東京UFJ銀行が開催した「FINTECH CHALLENGE 2015」への出場がきっかけとなって、生まれたサービスだ。
ユーザは質問に答えていくと、自分のリスク性向にあった投資信託のリストが閲覧でき、投信選びの参考にすることができる。同アプリは、リリースから3ヶ月でダウンロード数が10万を突破。
ユーザの数も増え、得られるデータも増えてきたFinatextは、ユーザのデータを活用して投信選定のアルゴリズムを日々改良しているという。
Finatextは「あすかぶ」を始め、これまでに投資やFX、投信に関するアプリをリリースしてきており、一貫して金融に親しみがない人でも始めやすいサービスを提供してきた。
その一方、投信販売の大多数はいまだに対面で行われているのが現状だという。今回、同社が三菱東京UFJ銀行とパートナーを組んで導入する来店予約機能は、ユーザが銀行窓口へと足を運ぶきっかけを生み出し、投信購入にいたるようサポートする役割を果たす。
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