おでかけ動画マガジン「ルトロン」運営のオープンエイトが総額約15億円の資金調達を実施、月間1000本のコンテンツ作成体制へ

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スマートフォン向けの動画広告やお出かけ動画マガジン「ルトロン」を運営するオープンエイトは7月10日、総額約15億円の第三者割当増資を実施したことを発表した。引受先はジャフコ、グロービス・キャピタル・パートナーズの2社で、株式比率や払込日は非公開。

今回の調達資金でおでかけ動画マガジン「ルトロン」のメディア事業に投資し、新たな収益の柱にすることを目指している。

ルトロンは2016年5月にリリースされた動画マガジンで、人気の飲食店やお出かけスポットの紹介から流行りのレシピなどのノウハウといった大人の女性向けコンテンツを提供。総コンテンツ数は3000本を超えており、月に200本以上の動画を制作している。女性をターゲットに行きたい、やってみたいと思わせるような30秒戦後の動画コンテンツを自社制作しているのが特徴だ。同社は8月より月間1000本の制作および配信体制を構築するとしている。

今後ルトロンを新たな収益の柱としていくにあたり、マネタイズモデルについて同社代表取締役の高松雄康氏に聞いてみたところ、下記のように回答してくれた。

「マネタイズモデルはルトロンフォーマットでの動画制作並びにタイアップとオープンエイトアドプラットフォームでの動画広告の配信の2つを考えています。今後の収益の柱はアプリをベースに、課金制や他社との提携を含めたトランザクションを中心に検討しています。年内にはテストを実施し、来年早々にはこれらのモデルをローンチ予定です」(高松氏)。

同社は2017年より渋谷区観光協会をはじめ、栃木県、山梨県、宮崎市などの地方自治体との取り組みも実施している。年内にはマネタイズモデルをテスト運用し、来年早々のローンチを目指す。

 

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