AdMarvel(Opera所有)が最近、モバイル広告レポートを発表した。広告やモバイル業界にいる人は、ぜひこのレポートを読んでほしい。レポートで、アジアに関して唯一私の目を引いたのはインドネシアだった。
インドネシアに多くの携帯電話ユーザがいるのは承知のことだが、同国のモバイル広告インプレッションがアジアでトップであることは嬉しい驚きだった。そう、中国、インド、日本などのヘビー級市場のインプレッションをインドネシアは上回っているのだ。
インプレッション数の世界ランキングでは、インドネシアは第4位、日本は5位。ランキング20位の詳細を聞こうとOperaに連絡をとったが、広報担当者はデータを提供してくれなかった。だが、なぜインドネシアが日本よりもランキングが上なのかという理由を少し説明してくれた。
ひとつ説明できるとすれば、それはインドネシア人のモバイルインターネットに費やす時間の平均が日本人よりも長いということでしょう。レポートの7ページを見ると、(非Opereaユーザを含む)全回答者の48%が、インターネットにアクセスする唯一の手段がモバイルフォンだと答えています。これが、インドネシアのモバイル広告インプレッションが日本よりも高いという結果に繋がっているのかもしれません。
レポートの詳細をもっと知れたら何よりだが、インドネシアのモバイル広告業界の将来が明るいことは確かな励みとなる。
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