バブル含みの中国スマートスクーター製造「Niu Technologies」、創業4年での米国IPOは9500万ドルに落ち着く

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A Niu electric scooter from China: Niu Technologies sets terms for $95 million US IPO via Nasdaq

ニュースサマリ:スマートスクーターを手がける「Niu Technologies」は10月9日、米国にてIPO条件を公表した。北京に本社を置く同社は830万ドル分のADR(米国預託証券)を発行し、9500万ドルを調達する計画だ。予定価格は10.30ドルから12.50ドル。Niuの既存株主であるGGV Capitalは今回の売出しに対して1000万ドル分の投資を計画している。

話題のポイント:Niuが予定していたIPOの噂はどうやらバブル含みだったようだ。というのも今年7月の当初、同社は3億ドルのIPOを申請すると噂されていた。しかしその後、9月下旬に提出された最初の目論見書に書かれていたのはその半額、IPOによって1億5000万ドルを調達する予定となっていたのだ。それでも今発表した価格よりも更に30%以上高い。

Niu Technologiesは2014年創業。現在、中国最大の電子スクーターメーカーの1つとされる。昨年度の売上高は1億1600万ドルの一方、黒字化はしていない。

【via Technode】 @technodechina

【原文】

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