YOOSEがKomli Mobileと提携、東南アジアとインドの人々にロケーションベースの広告を提供

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【翻訳 by Conyac】 【原文】

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シンガポールのハイパーローカル携帯の広告ネットワークYOOSEは、Komli Mediaの一部門であるKomli Mobileとの営業提携を発表した。

東南アジアとインドで影響を持つ今回の提携により、Komli MobileはYOOSEのモバイルアプリとウェブサイトのネットワークを通して、顧客にロケーションベースのモバイル広告を提供できるようになる。Komli Mobileは東南アジアのみで、モバイル広告のインプレッション数は14億4000万に達することになる。

YOOSEは広告主に対して、店舗あるいはレストランのような実際の場所に消費者を連れてきたり、オンラインで購入あるいはクリックのようなアクションにつなげることができるだろう。ある場所付近にいるユーザが、モバイル端末でインターネットをチェックしていると、例えば近くのレストランの広告が表示されたりするというわけだ。

ユーザが広告をクリックすると、商品を購入したり、企業に電話をしたり、クーポンをダウンロード、あるいは動画を見るといった行動が起こされることになる。さらに、ウェブページやソーシャルメディアのプラットフォームにリダイレクトされるようにもできる。

YOOSEはCEOであるChristian Geissendoerfer氏によって設立され、シンガポールに本社があり、ベルリンとインドにオフィスを構えている。同社はLocation-based Marketing Associationのシンガポール支部に属する。同社の顧客にはSingTel、NokiaやAccentureが含まれる。

Komli Mediaはプラットフォームの垣根を越えるデジタル広告会社である。同社はリアルタイム入札広告プラットフォームでオーディエンスデータを統合する技術等を提供している。ムンバイに本社を置く同社はインド、オーストラリア、ニュージーランド、東南アジア、中東、北米とイギリスの18拠点で400人の従業員がいる。

同社への出資にはNorwest Venture Partners、Nexus Venture Partners、Helion Venture Partners、Draper Fisher JurvetsonとWestern Technology Investmentが参加している。

【via SGE.io】 @SGEio

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