中国で最も早く登場したFacebookスタイルのソーシャルネットワークKaixinはなかなか苦戦しているが、少なくともユーザと共に成長はしている。10代後半から20代前半の基盤ユーザが皆成熟し、ベビーブーム世代に突入していることから、昨日Kaixin Baby(開心宝宝)という子どもの親向けの写真日記アプリをローンチした。
Kaixin Baby(最近の噂で予測された通り)はiPhoneアプリ、または専用のサイト(kaixin001.com/kxbb)で利用できる。アプリは赤ん坊が育つにつれて育つ木がモチーフで、その木に両親は写真、ビデオ、音声メッセージなどを吊るすことができる。他の友人や家族もアカウント内への投稿を招待されるのも気が利いている。
Kaixin Babyアプリは通常のKaixinのサイトに統合しており、赤ん坊の世話に関する話題や全般的な子育て情報などの選りすぐりと共に子育てポータルも用意している。
今年は日本のDaiby(有料プリントサービスを提供)や中国のライバルサイトMiidooo(すばらしいサイトだがスマートフォン用アプリがない)等、多くの子育て日記アプリが登場した。
先日Kaixinを見た時、同社は1億3000万人の登録ユーザを誇り、ライバルのRenren(人人、NYSE:RENN)や最近ではTwitter風のSina WeiboやTencent Weibo(騰訊微博)などに比べて影をひそめているが、それでも収益は増加してきた。
Kaixin BabyはiTunesアプリストアで無料で入手できる。
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