Tencent(騰訊)はユーザがビデオクリップを作成、投稿し、TencentのSNS上の友人と共有できるVine風のショート動画共有アプリ「WeShow(微視)」をリリースした。 動画クリップの長さは2秒から8秒だ(中国語記事)。
WeShowはTencent Weibo(騰訊微博)、QQ、QQ Mailの3種類のTencentアカウントをサポートしている。加えて、WeShowのアカウントはユーザのQQの友人を自動的にフォローしてくれる。両サービスはWeChatのアカウントでは利用できないが、WeShowユーザはTencent WeiboとWeChat(微信)の友人と動画を共有することができる。
WeShowはさらにオーディエンスを呼び込むため、多くのスターに同プラットフォームのアカウントを開設してもらうよう取り込んできた。今のところ、同サービスはiOSプラットフォームでのみ使用可能だ。業界関係者はTencentが今年初めに同プロジェクトの研究開発に着手したことを明らかにしている。
Tencentの社員は、WeShowは2011年にTencentがローンチした同名のサービスとの違いを強調している。以前のWeShowはQQの連絡先に基づいたクロスプラットフォームのビデオ通話ソフトだった。
近年、海外のショート動画サービスがVine、Keek、Instagramの急速な成長によってモバイルインターネット業界において一定の勢力を保っている。Tencentの参入は中国市場におけるショート動画サービス開発の引き金となるかもしれない。中国の似たようなサービスにMiaopai(秒拍)、Weipai(微拍)、Papaqi(愛奇芸)、WeiCo+(微可拍)がある。
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