香港大手証券会社曰く「もしWhatsAppが1兆9000億円なら、中華メッセージングWeChatは6兆円の価値があるぞ」【ピックアップ】

SHARE:

WeChat_-_The_new_way_to_connect

【ピックアップ】は世界のテク系スタートアップの資金調達やトレンド記事を概要と共にお届けします

If WhatsApp Is Worth $19B, Then WeChat’s Worth “At Least $60B” Says CLSA 

facebookがメッセージングのWhatsAppを190億ドル(100円換算で約1兆9000億円)でお買い上げされたのは記憶に新しいですが、ここに来て世界メッセージング三国志の一角、中華の雄Tenecent軍が率いるWeChatの評価額が600億ドル(6兆円)は下らないという話題が出てきました。6兆円ですか。そうですか。

Crédit Lyonnais Securities Asiaは香港拠点の有力証券会社ですが、こちらの報告をかいつまみますと「評価額は350億ドルから640億ドルの間であり、WhatsAppはダウンロードあたり1ドルほどしか生み出しておらず、それに引き換えWeChatはモバイルゲームから広告、コマースにO2Oと様々なビジネスチャンスだらけ」で、今年には4億5000万ユーザーに到達するという美辞麗句が並んでおります。

若干文中の文言だけだと「?」もいくつかつきますが、肌感覚的には北米WhatsApp、中国WeChat、日本LINEという三国志が成立しておりましたので、ビジネスモデルが幅広い分WeChatに歩がある、といったところは納得できるのではないでしょうか。

Google日本語訳でざっくり読む

via TechCrunch

Members

BRIDGEの会員制度「Members」に登録いただくと無料で会員限定の記事が毎月10本までお読みいただけます。また、有料の「Members Plus」の方は記事が全て読めるほか、BRIDGE HOT 100などのコンテンツや会員限定のオンラインイベントにご参加いただけます。
無料で登録する