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タイ国家イノベーション庁とイスラエルAGW Groupが支援するアクセラレータSPARK、第2期から輩出された12チームの顔ぶれをを披露

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タイのスタートアップの強化を狙い、タイ国家イノベーション庁(NIA)およびイスラエルの AGW Group から支援を受ける SPARK が3月30日に2回目のデモデイを開催した。 前回と同様に、このプログラムは8週間にわたる集中的なブートキャンプからなり、そこではスタートアップがサイバーセキュリティ、ビッグデータと解析、モノのインターネット(IoT)、フィンテック、ならびにスタートアップの法務と…

Image Credit: Hanny Naibaho on Unsplash

タイのスタートアップの強化を狙い、タイ国家イノベーション庁(NIA)およびイスラエルの AGW Group から支援を受ける SPARK が3月30日に2回目のデモデイを開催した。

前回と同様に、このプログラムは8週間にわたる集中的なブートキャンプからなり、そこではスタートアップがサイバーセキュリティ、ビッグデータと解析、モノのインターネット(IoT)、フィンテック、ならびにスタートアップの法務と知的財産(IP)といったことのノウハウについて、AGW のイスラエル人メンターのネットワークにアクセスできる。

毎月のプログラムの中で優秀だった2つのスタートアップは、新たなパートナーシップを知り、人脈を築き、促進するために毎月開催される地域のカンファレンスに参加するチャンスが与えられる。これに加え、毎週 SPARK は前述の分野に関するワークショップに新たな指導者を招くよう取り組んでいる。これらのワークショップはスタートアップがより良いパフォーマンスを発揮できるよう、そして持続的かつ安定的な長期間のビジネスを構築できるようにするためのものである。

全部で50社もの申し込みの中から20社のスタートアップが3月30日朝のピッチまでたどり着いたが、その中の12社のみが第2バッチに選ばれた。厳しい選考過程であったが、審査員団は最終的に決断を下した。

以下が審査員団である

  • Eitan LaVie 氏(AGW Group、チェアマン)
  • Vichian Suksoir 氏(NIA、デピュティディレクター)
  • Monthida McCoole 氏(Cocoon Capital、投資パートナー)
  • Suthichai Yoon 氏(Kafedam Media Group、設立者)
  • Sam Promyotin 氏(Bangkok Venture Club、エグゼクティブディレクター)
  • Nichapat Ark 氏(NSI、アドバイザー)
  • Anix Lynch 氏(Expara、パートナー)
  • Barak Sharabi 氏(Infinity Technologies、CGS)

では、選ばれた12社のスタートアップを見ていこう。

1. Ooca(It’s Okay)

Ooca(It’s Okay)は自信と自尊心が持てるよう心理学者の専門的なカウンセリングアドバイスをライブで求める患者のための遠隔医療モバイルアプリケーションである。さらに、Ooca では予約を取ったりお勧めの医師をあらかじめ選んだりすることもできる。

2. MEiD

MEiD はクラウドベースのヘルスケアプラットフォームであり、リストバンドやその他の製品をキーとして世界中どこからでもアクセスできる。患者のデータや情報の身元を確認する手助けをする。主な機能は2つ、どんな時でも作動する緊急ボタンと、潜在的な病気の初期症状を記録する統合プログラム。

3. CAP Ranger

CAP Ranger は仕事を探す学生と、そういった学生を募集する企業を結ぶオンデマンドアルバイトプラットフォームである。応募者はオンラインで履歴書の提出ができる。

4. Happenn

Happenn はターンキーとホワイトラベルのプラットフォームを備え、イベント主催者の ROI を最大化することを目的としたイベントプラットフォームであり、参加者のエクスペリエンスやエンゲージメントを高めると共に観衆のインサイトやイベントのインパクトを把握するものである。

5. Kooup

Kooup は初の星占いデートアプリであり、星占いに関するアジア人の信心や考え方をユーザを引きつけるために使っている。古いタイ式占いや現代中国のオンラインマッチングまで広い範囲に及ぶアルゴリズムを通じて検索し、ユーザと他の誰かをマッチングさせるというプロセスである。

6. iVET

iVet はペット(主に犬と猫)のための開発中のイノベーティブな技術であり、獣医が手当てに関してアドバイスする際に使われることになる。付け加えるならば、iVet は Aquatrek,、Pet Well Suit、Flexzwheels などの製品で「PETANEER」というブランドを確立している。

7. ENRES(Energy Response)

ENRES はエネルギー最適化プラットフォームであり、その目的は IoT や AI 技術を使用してビルの電力消費を30%ほど削減できるよう手助けすることである。そのうえ、顧客はリアルタイムで勧告や通知を受け取ることができる。ビルの運用コストを節約できるというだけではなく、より持続可能な将来のためにエネルギー消費を抑えるよう協力することにもなる。

8. PRIMO

PRIMO はユーザが実際に所有しているクレジットカードやポイントカードが提供するプロモーションや特典を比較するアプリである。PRIMO はアルゴリズムを使いユーザの興味に基づいて付近のお買い得情報や最新のクーポン情報を勧め、それぞれのユーザに最適なキャンペーンを提案する。

9. Foodie

Foodie は次世代のフードテックプラットフォームであり、同社が独占する技術を使ってオンライン注文、顧客分析、ロイヤリティ、オートメーテッドキャンペーン、POS、連絡窓口、e コマースと決済を統合するものである。Foodie は現在様々なチェーン店のレストランで使われており、400以上の店舗を持つほかのチェーン店にも展開している。

10. Pastel Keyboard

Pastel Keyboard はサンリオのキャラクターなどのいろいろなテーマを提供する拡張キーボードである。タイでは Pastel Keyboard はトップ5の企業の一つにランキングされている。主な売りの一つは、ユーザにとって別のアプリに切り替えるという面倒が必要ないという点である。

11. CloudCommerce

CloudCommerce は越境 e コマースと、プラットフォームビジネスモデルとして API 技術を使う e ロジスティクスのためのプラットフォームである。顧客は複数の目的地に合わせてリストから様々なクーリエを設定することができる。配送は航空便で行われる。

12. OneChat

OneChat は自動化された e コマースプラットフォームであり、企業が顧客にメッセージを送る手助けをするものである。多言語対応で、返信速度は1分で自動的に行われる。1日に23万を超えるメッセージが OneChat を使っている。主なユーザは中小企業で、過去1年間で250万以上のチャットの返信に使われた。

参加したが選ばれなかった、他の8つのタイのスタートアップは以下である。

  • Kaojao(チャットボットプラットフォーム)
  • MuayThaiOK(ムエタイトレーニング教室のための新たなマーケットプレイス)
  • POS vision(オムニチャネル販売共有プラットフォーム)
  • Pushthetraffic(中小企業向けに特化したクラウドシステム)
  • RubBUDD(全てのデジタルな支払いを統合する決済プラットフォーム)
  • Rynya(化粧品セットの定期購入)
  • Vendday(オンラインショップの小売ソリューション)
  • Welly(付近の理学療法士を頼めるプラットフォーム)

【via e27】 @E27co

【原文】

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イノベーションの鍵はコレクティブにあるーーグッドパッチとクオンタムによる「SPARK」は新時代のビジネスデザインに挑戦する

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ビジネスは複雑さを増し、変化の速度が上がっている。数年前に新しかったはずのものが、あっという間に過去のものになってしまうことも珍しくない。こうした環境に対応していくためには、企業も変化を早めていく必要がある。 新たな動きとしてよく見られるのが、異なる強みを持つ2社が協働してサービスを提供するアプローチだ。最近では、ロフトワークと『WIRED』日本版は共同で「Polémica(ポレミカ)」というプロ…

左:グッドパッチ 取締役の村越 悟氏 右:クオンタム Startup Studio事業責任者の井上 裕太氏
左:グッドパッチ 取締役の村越 悟氏
右:クオンタム Startup Studio事業責任者の井上 裕太氏

ビジネスは複雑さを増し、変化の速度が上がっている。数年前に新しかったはずのものが、あっという間に過去のものになってしまうことも珍しくない。こうした環境に対応していくためには、企業も変化を早めていく必要がある。

新たな動きとしてよく見られるのが、異なる強みを持つ2社が協働してサービスを提供するアプローチだ。最近では、ロフトワークと『WIRED』日本版は共同で「Polémica(ポレミカ)」というプログラムをスタートさせている。

Polémicaは、リサーチやフィールドワークといった領域が中心だが、プロダクト開発やアプリ開発などの領域においてスタートしたイノベーション創出プログラムが「SPARK」だ。

SPARK は、UIデザインに強みを持つデザインカンパニー Goodpatch(以下、グッドパッチ) と、スタートアップと大企業のオープンイノベーションやハードウェア開発に強みを持つ QUANTUM(以下、クオンタム)が共同して生み出したプログラム。

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SPARK は、IoT に特化したイノベーション創出プログラムだというが、一体どのような経緯から誕生し、何を目指していくのだろうか。本誌では グッドパッチ 取締役の村越 悟氏と、クオンタム Startup Studio事業責任者の井上 裕太氏にお話を伺った。

2社が持つ強みを持ちよる

最初に、この二社を結びつけたのは、グッドパッチが開発しているプロトタイピングツール「Prott」だった。

井上氏「自社プロダクト開発担当役員の猿川さんとの会話がきっかけでした。QUANTUMの支援先に、「Prott」を一部無料で提供することはできないか、など色々と議論していたんです。議論を重ねるうちに、他にも色々できそうという話になって」

議論を発展させていく過程で紹介されたのが、村越氏だった。

村越氏「井上さんと会って話をして、クオンタムのやりたいことと、グッドパッチがやりたいことは似ていると感じました。一緒にスキームを作って、一旦リリースを出し、そのあと形を整えていきませんか、という話まで初回でしました」

目指す世界観は似ているものの、持っている強みは違う。互いの強みを持ち寄れば、幅広い課題に対応できるのではないか、それが両者が感じたことだった。

IoT関連のプロジェクトをいくつも支援してきたクオンタムと、アプリやウェブサービスのUIデザインやサービスデザインを手がけてきたグッドパッチ。2社が協力すれば、アプリからハードウェアの領域まで、IoTに関してより広い領域を、より高いクオリティで対応できるようになる。

井上氏「これまで一緒にプロジェクトを作ってきた人たちに加えて、新たなスキルセットを持った人たちがプロジェクトの上流から関わることで、思想や手法、アウトプットの生まれ方が全然変わるんだろうなと思っています。これまでは生まれなかったような事例が生まれると、一緒にプロジェクトをやる価値が出てきますね」

解決すべき課題が広がっている

ただ、それぞれの強みを持ち寄るという意味では、既存のアライアンスと同じだ。「SPARK」のユニークな点は、このスキームを生み出した発想と、その立ち上がり方にある。

村越氏「グッドパッチがこれまで主領域としてきたアプリやウェブサービスのUIデザインだけではなく、デザインする領域を拡大していかなくてはいけないという危機感がありました。解決すべき課題が広がっていて、より統合的なサービスデザインが求められていることを感じていたんです。手掛けるべき領域が広がっている今、デザインという産業自体もマーケットを広げる必要がある。マーケットを創りにいく人たちが必要だ、と考えたことも「SPARK」を始めたきっかけのひとつです」

「一社でマーケットポジションを独占する時代じゃない」そう村越氏は語る。この言葉を聴いたとき、筆者はアクセンチュアが発表している「Technology Vision 2015」の中で登場した”We Economy”という言葉を思い出した。

デジタルビジネスにおいては、今後は企業間や業界間の垣根を越えてパートナーシップを構築することが重要になるという意味の言葉だ。「SPARK」では、パッケージを決めてしまって、入り口を狭めてしまうのではなく、あえて入り口を広げてコラボレーションできる人たちと柔軟に組めるスキームとなっているという。

井上氏「このスキームは、どうやってクライアントから対価を頂くかは、はっきりとは決めていないんです。新しいことに取り組みながら、収益を生み出すためには、柔軟さが必要になる。たとえば、グッドパッチは今はキャッシュがないスタートアップのデザインを手掛ける際、投資に近い概念で請け負っています。クオンタムも同じようにレベニューシェアや成果報酬、投資などを組み合わせてプロジェクトを設計します。こうした柔軟な感覚をもって進めて行きたいと思っています」

村越氏「『SPARK』のサービスには、ものすごく幅をもたせています。ライトなものからフルパッケージのものまで用意していますが、基本的には小さく産んで大きく育てていくことになると思います」

広がるイノベーション可能な領域

「SPARK」は、これまで紹介してきたような両社のスタンスを宣言する意味を込めて、スタートしたプロジェクトだ。この先、彼らに相談がきたものから案件化していくという。

村越氏「たとえば、メーカー。彼らは要素技術は持っているけれども、その価値を最大化させる方法がわからないというケースが多い。テクノロジーによって領域の相互乗り入れが増加してきていて、領域を横断して新しいことに挑戦するケースをサポートしていけるといいよねという話をしています」

井上氏「いろんな領域をまたがなければならなくなってきています。ただ、いろんな領域全てがわかるようなスーパーマンはいません。そこでソフトウェア、ハードウェア、事業構築など、それぞれをわかっている人たちと一緒になって、課題の解決に取り組んでいきます」

井上氏は、家具の例を引き合いに出しながら、テクノロジーが発達したことによって、イノベーションを起こすことができるようになった、と語る。長らくイノベーションが起きていないと言われてきた業界でも、センサリングできるようになってきたことでユーザの理解が進み、課題が明確になり、解決に向けて取り組むことができるようになってきているという。

プロセスやビジネスモデルのリデザインが必要

「SPARK」は、取り組む領域が新しいだけではない。スキームの作り方自体にも、新規性が潜んでいる。

井上氏「今回のスキームは、手法のレベルや組み方のレベルでも新しい挑戦なのですが、従来のビジネスモデルだとワークしないんです。相談から形にしていく際に、それぞれどう関わって、どうサステナブルに運営するかを考えないといけません」

課題が明確になっていない、もしくは解決の仕方が明確になっていない案件に取り組む以上、それに対するアプローチの仕方も走りながら調整していく必要が生じる。そのため、彼らはプロジェクトに取り組む過程で解決策を生み出していくことになる。

収益化の手法も明確に定まっていないため、「SPARK」での売上目標も設定していないという。こうしたプロジェクトへの関わり方ができる2社だということも、「SPARK」の特徴だろう。

「プロセスのリデザインが重要」そう村越氏は語る。

井上氏「プロジェクトの全工程には、色んな人が関わります。ですが、全体に関われている人はほとんどいません。各々の役割の部分で作業をして、次の役割の人に渡していく。そのやり方ではなくて、プロジェクトの上流から一緒にプロダクトを作ることに関わっていけたら、何か新しい発見があるのではないかと思っています。こうしたプロジェクトの運営そのものが差別化になるのではとも思います」

村越氏「『共創』というと、まろやかな表現になってしまいますが、プロジェクト推進のダイバーシティを実現することはかなり重要だと思います。プロジェクトにいろんな人が関われば、その分だけ苦悩がある。それをどう乗り越えるかでアウトプットの質が変わると思います。多様性を持ったチームが活動することに価値があるのではないでしょうか」

イノベーションを生み出す手法として注目を浴びた「デザイン思考」では、多様な人たちで発想することの重要性を述べていた。多様なチームでプロジェクト全体に関わっていけるよう、プロセスをうまく作り変えていくことで、広告業界で「クリエイティブジャンプ」と呼ばれるような、思いもよらなかったアイデアに到達できるようになるのかもしれない。

コレクティブなアプローチが必要な時代

プロジェクトの入り方、生産工程、販売の方法、ビジネスモデル、「SPARK」では、すべてのプロセスを組み直すことに挑戦していく。そこにあるのは、従来の受発注ではないビジネスの進め方だ。

井上氏「クオンタムは、最初コーポレートアクセラレータやイノベーションコンサルティングといった言葉で自分たちの事業について説明していました。徐々に、レベニューシェアする案件が増えていて、クライアントという言葉ではなくパートナーという言葉を用いるようになってきています」

村越氏「グッドパッチでも、レベニューシェアのものもあれば、資本業務提携をしてプロダクトを一緒に作っているケースもあります。すでにあるスキームを前提としないビジネスの仕方は今後ますます重要になると思います。業界の課題意識が広がっていくスピードに、会社の事業拡大スピードが追いつかないからです」

彼らの事例を聞いて思い浮かべたのは、コミュニケーションツールとして注目される「Slack」の初期フェーズに携わったデザインファームMetalabのことだ。

Slack急成長の秘密について、Slackの初期のデザインを担当したデザインファームが語る

従来のクライアントワークと比べて、1歩、2歩踏み込んでデザインすることでこそ生まれるものもあるのだろう。

彼らは「SPARK」というスキームを、広い領域で取り組んでいこうと考えている。

村越氏「テクノロジーの進歩によって、長く断片化され、ブラックボックス化していた領域が可視化・数値化されるようになってきました。データやネットワーク、センサーがあることで、ユーザの体験が一本のストーリーになる。そうすると、いろんなことがわかってきて、課題解決の糸口が見つかります。これはIoTだけではなく、行政や社会課題に関しても同様。初期にわかりやすいのはIoTなので、この領域から取り組んでいますが、今後対象となる領域は拡大していきたいと思います」

こうしたビジネスの進め方を、なんと呼んだらいいのだろう。

井上氏「『SYPartners』というジョブズのスピーチライターを務めていた人物が立ち上げたインターコミュニケーションを主領域とする会社があります。彼らを中心にいくつかの会社が集まっていて、その集まりは”コレクティブ”と呼ばれています」

クライアント軸ではなくて、社会テーマ軸で集まるようになるのもいいかもしれない、そう井上氏は語っていた。

欧米では、行政、企業、NPO、財団、有志団体など立場の異なる組織が、組織の壁を越えてお互いの強みを出し合い社会的課題の解決を目指すアプローチのことを「コレクティブインパクト」と呼び、注目を集めている。「SPARK」が目指す姿は、「コレクティブインパクト」のようなアプローチに近いのかもしれない。

デザイン会社は、ビジネスのより上流から関わり、課題を発見するところから関わらなければならなくなってきている。その変化速度に対応するためには、一社だけではなく複数の企業で対応していく”コレクティブ”なアプローチが必要になるだろう。

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シンガポールのスタートアップハブ「BASH」が、大規模なスタートアッププログラムを発表

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シンガポールのスタートアップハブ BASH は、昨年から同国スタートアップ活動の拠点となっている。BASH は、Infocomm Development Authority(IDA)の子会社で VC のInfocomm Investment が所有しており、コワーキングやネットワーク、スタートアップ向けのイベントスペースとして活用されている。 このイベントスペースは、シンガポールのスタートアップ、…

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シンガポールのスタートアップハブ BASH は、昨年から同国スタートアップ活動の拠点となっている。BASH は、Infocomm Development Authority(IDA)の子会社で VC のInfocomm Investment が所有しており、コワーキングやネットワーク、スタートアップ向けのイベントスペースとして活用されている。

このイベントスペースは、シンガポールのスタートアップ、SPH Plug & Play や Startupbootcamp Fintech Singapore をはじめとする6社のアクセラレータなどの拠点となっており、65社以上のスタートアップが設立され、3,000以上の企業の拠点ともなっている。

BASH(Build Amazing Startups Here の頭文字)は現在1周年を迎え、Infocomm Investment や国際的なアクセラレータ、企業が新たに協業しており、今後の見通しは明るい。今回彼らは1周年記念で発表を行った。

もっと速く

アクセラレータに関しては、Infocomm は、スタートアップを設立するために BASH スペースを利用するアクセラレータ3社と協力することを発表した。

Infocomm は、Spark Accelerator と呼ぶに相応しい会社を設立するために、シンガポールのエネルギー事業会社 Singapore Power(SP)と合弁会社を立ち上げると発表した。エネルギー効率、流動性、サイバーセキュリティなどに取り組むスタートアップを探す予定だ。SPは各スタートアップに2万1,000米ドルを投資し、6%の株式を取得するという。このプログラムにおける投資は合計で280万米ドルになる。同社は Spark 事業で30社のスタートアップを設立できればと考えている。

2016年第2四半期に申し込み受付を開始し、第3四半期にプログラムが始まる予定である。

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また、Infocomm は、昨年シンガポールへの進出を発表したアムステルダムのアクセラレータ、 Rockstart とも協業していく予定だ。Rockstart Singapore は、設立時からグローバル展開を目指すスタートアップを求めており、このプログラムを3ヶ年計画、10社のスタートアップを対象にするという。申し込みは2016年5月から開始し、同年の第3四半期からプログラムをスタートする予定だ。

Airmaker も忘れてはいけないアクセラレータである。Airmaker は、Infocomm、Ascendas-Singbridge と国際的に活躍している商社 Runyang の合弁会社である。

このプロジェクトでは、スマート建物管理、コネクティッドホーム/都市アプリ(ウェアラブル、健康、エネルギーなど)、コネクティッド産業/製造ソリューション、技術やインフラを扱う企業やアプリが求められている。IoT 技術はこれら全てのものをつなぐ特徴を有している。

このプロジェクトは100日間プログラムで、シンガポールでの「発見フェーズ」や深圳での「設立フェーズ」などがある。申し込み開始は2016年の第2四半期で、プログラムは2016年半ばから始まる予定だ。

基本事項

また、Infocomm は IBM と協力して IBM Watson プログラム向けの Tag.Pass を発表した。Tag.Pass は Infocomm 社内のアクセラレーション前のプログラムで、起業家がアイデアをビジネスにできるよう支援することを目的としている。

共同で行われるプログラムは3ヶ月間で、IBM の自然言語処理、機械学習コンピュータシステム、Watson 用のアプリを開発するスタートアップが対象だ。

参画するスタートアップは、BASH に拠点を構え、IBM からのメンタリングやリソースを活用することができる。2016年3月10日のピッチコンテストでプログラムに参画できるスタートアップが決定される。対象分野は、本日(原文掲載日:2月25日)発表された他のプログラムより多岐にわたり、小売、旅行、医療、公共部門、金融などがある。

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分野を超えて

最後に、Inforcomm Investment のグローバルスタートアップ交換プログラムでは、世界中のスタートアップサポートプログラムと協力し、引き続きシンガポールにスタートアップを設立して世界への挑戦を支援したいと考えている。既にスペインの開発機関 Barcelona Activa やスリランカの Xeleration アクセラレータプログラムと協力関係にある。

さらに現在、新たに2社が同プログラムと提携した。1社は台北を拠点とするスタートアップビルダーの Taiwan Startup Stadium で、もう1社は Dubai Silicon Oasis の規制機関 Dubai Silicon Oasis Authority(DSOA)である。なお Dubai Silicon Oasis は、政府所有の自由貿易圏であると同時に、この場所で活動を行う企業に対して奨励金や手当を提供するテックパークである。

Infocomm と DSOAは、ケーススタディ、市場情報、技術開発などの知識共有で互いに協力していく予定だ。また両社は若い起業家がフィンテック、スマートシティ、セキュリティ技術、監視などのアイデアに取り組むためのメンタリングプログラムの実現も目指している。

このプログラムは今年4月から始まる予定で、BASHを拠点にし、シンガポールで試験的に事業を行うスリランカや台湾のスタートアップが参画する。

【via Tech in Asia】 @TechinAsia

【原文】

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Appleのベストアプリ2015にも選ばれた優秀なEメールクライアント「Spark」にiPad版が登場

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各種生産性向上アプリを開発するReaddleが、Eメールクライアント「Spark」のiPad版(iPadとiPad Pro対応)をリリースしました。また今回のリリースで、日本語にも対応しました。2015年6月に登場したモバイルアプリは、2日間で10万ダウンロードを記録。また、Appleによって「Best of the App Store 2015」にも選ばれています。 ひたすら溜まっていく一方で手…

Spark

各種生産性向上アプリを開発するReaddleが、Eメールクライアント「Spark」のiPad版(iPadとiPad Pro対応)をリリースしました。また今回のリリースで、日本語にも対応しました。2015年6月に登場したモバイルアプリは、2日間で10万ダウンロードを記録。また、Appleによって「Best of the App Store 2015」にも選ばれています。

ひたすら溜まっていく一方で手に負えないなど、多くの人にとって頭痛の種となっている「Eメール」。それを本来あるべき姿につくりかえ、人に再びEメールを好きになってもらう。そんなミッションのもと、SparkにはこれまでのEメール処理につきまとう面倒や手間を取り除いてくれる機能がいくつも搭載されています。

例えば、Sparkのメールのビューアはとことんシンプル。ボタンやアイコンが多数並ぶ従来のレイアウトではなく、忙しい中、できるだけ早く受診トレイを空にできるように「メールの読みやすさ」を最重視してデザインされています。iPhoneでもApple Watchでも、またiPadでも、無駄なボタンを排除することでシンプルに止めています。

メールに優先順位をつけて設定したタイミングでスヌーズ通知
メールに優先順位をつけて設定したタイミングでスヌーズ通知

効率的にメール処理をする際に欠かせないのが、優先順位付け。届いたメールから順にではなく、緊急性を踏まえて返信をしていく必要があります。Sparkでは、今日中に終わらない用事は、スワイプ操作で明日以降に後回しに。内容に応じて、「今日また後で」「今週末」「来月」などスヌーズのタイミングを設定することができるため、自分で決めた優先順位を反映した受診ボックスを叶えてくれます。

これまでに受け取った大量のメールの中から、特定のメールを引っ張り出してくるのは時にしなんの技。Sparkのスマート検索は、「人間らしさ」を念頭に開発されたもの。人間がコンピューターの探し方に合わせてメールを検索するのではなく、「先週◯◯から届いた添付ファイル」といった具合に人間にとって自然なフレーズで必要なメールを探すことができます。

また、Watch OS 2をサポートすることでApple Watchとも連携。Sparkでメール処理していくことで、メールの重要性を自動学習し、重要なEメールを受け取った時に限ってApple Watchに通知してくれます。

現在、SparkはそのMacバージョンも鋭意開発中です。2月26日にサービス終了を迎える「Mailbox」の代替えを探している人たちにとっても、良い選択肢になってくれるのではないでしょうか。

 

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生産性向上ならお任せあれーーReaddleのiOS対応メールクライアント「Spark」が2日で10万DLを突破

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長い歴史を持つEメール。1970年代後半から初期のパーソナルコンピューターの普及を受けて、そのテクノロジーは様々に進化してきました。この便利なコミュニケーション手段を日々使う私たちですが、処理に時間がかかる、未読の数が永遠に減らないなどマイナスな印象がつきまとうようになっています。 そんなEメールのことをもう一度好きになってもらおう。そんな思いで開発されたのが、iOS対応のEメールクライアント「S…

Spark-by-Readdle
iOS対応のメールクライアント「Spark」

長い歴史を持つEメール。1970年代後半から初期のパーソナルコンピューターの普及を受けて、そのテクノロジーは様々に進化してきました。この便利なコミュニケーション手段を日々使う私たちですが、処理に時間がかかる、未読の数が永遠に減らないなどマイナスな印象がつきまとうようになっています。

そんなEメールのことをもう一度好きになってもらおう。そんな思いで開発されたのが、iOS対応のEメールクライアント「Spark」です。5月29日にリリースされてから、2日間で10万ダウンロードを突破。各種メディアから高く評価されていることで順調にダウンロード数を伸ばしています。

メールを「文章」で検索、開封通知も

Spark-app-screenshot-1 iOS対応のEメールクライアント「Spark」

何から何まで「スマート」であることを目指して設計されたSpark。人から送られて来たメールと機械的に送られてきたものを自動で振り分けてくれる受信箱。未開封の新着メールは他のメールと切り離して上部に表示されます。

また、メールを「文章」で検索できる機能も。従来のように相手のメールアドレスをヒントにさかのぼって大量のメールを開閉するなんてナンセンス。例えば、”attachments from Denys”(Denysからの添付ファイル)、“all emails from last month”(先月の全Eメール)などと入力すれば、対象のメールを拾い出してくれます。他にも、大事なメールだけ通知がくるように設定したり、署名を左右のスワイプだけで選べたり、またApple Watchにも対応しているとのこと。

一般的なEメールには珍しく、かなり便利な機能が、メールの開封通知です。大事な営業メールを相手が開封したかどうかをすぐに知れるため、フォローアップの電話を掛けるタイミングなどをより適切に判断することができます。Sparkはまた、Dropbox、Box、Evernote、Pocket、Instapaper、Slackといった主要なクラウドサービスと連携。Eメールと各種サービス間の行き来を最小限に押さえて、作業効率を高めてくれます。

毎日使ってもらえるサービスを作りたかった

以前にも取材したことがあるウクライナ拠点のReaddle。「Scanner Pro」や「Printer Pro」などの生産性向上アプリ群を提供するスタートアップで、全アプリの累計ダウンロード数は4,000万件を超えています。

競合が多いEメールクライアントという分野ですが、賑わう市場はウェルカムだと話す同社マーケティングディレクターのDenys Zhadanovさん。より良いプロダクトを作れば、そして上手くマーケティングを展開することができれば勝算はある、と話します。

「“生産性”を扱うより大きなプレーヤーになるためには、人々が日々の生活の中で毎日使うようなものを作る必要があると思ったんだ。僕たちの既存の生産性アプリを異なって、Sparkはもっと頻繁に、それこそ毎時間使われる可能性がある。ただアプリを開発するのではなく、クロスプラットフォームのサービスを作りたいと考えた」

詳細については、サービス紹介動画をご覧ください。Sparkのダウンロードは、iTunesからどうぞ。

Spark – fast and smart email for your iPhone from Readdle Inc. on Vimeo.

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目指すは3Dプリンター界のAndroid、Autodeskがオープンソースの3Dプリンティング規格「Spark」を発表

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大手CADベンダーのAutodeskは、オープンソースで提供する3Dプリンティングのソフトウェアプラットフォーム「Spark」を発表、さらにSparkをベースにした独自開発の3Dプリンターも2014年中に提供すると発表した。 目指すのは「3Dプリンター界のAndroid」だそうだ。Sparkは、デジタルデータの3Dプリンターへの送信、3Dプリンティングの過程をコントロールしたり、3Dモデルのビジュ…


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大手CADベンダーのAutodeskは、オープンソースで提供する3Dプリンティングのソフトウェアプラットフォーム「Spark」を発表、さらにSparkをベースにした独自開発の3Dプリンターも2014年中に提供すると発表した。

目指すのは「3Dプリンター界のAndroid」だそうだ。Sparkは、デジタルデータの3Dプリンターへの送信、3Dプリンティングの過程をコントロールしたり、3Dモデルのビジュアル化や最適化を容易にするプラットフォーム。

Autodeskのブログ記事によれば、

Sparkは3Dプリンティングのプラットフォームで、特にハードウェアの製造業者、ソフトウェアのデベロッパー、素材の研究者、プロダクトデザイナーの仕事を容易にする。

Sparkは新しく効率的な方法でデジタルデータを3Dプリンターに接続し、無駄なトライアンアンドエラーを避けながら、モデルのビジュアル化や3Dプリンティングを合理化する。Sparkプラットフォームはオープンであり、誰でもそのテクノロジーを無償で利用でき、そしてイノベーションを促進させることができるだろう。

とある。

Sparkには、3Dモデルの検査や修理のためのツール、モバイルやデスクトップのOSと互換性のあるプリントプレビューのためのユーティリティも含まれている。またクラウドにも対応、3Dモデルの共有機能もあり、デベロッパーのためにSDKやAPIも提供されるという。

また、AutodeskはSparkを実装したリファレンス的なハードウェアとして、Sparkベースの3Dプリンターを2014年中に開発し、価格は5000ドル程度で販売する。

実際、現在の3Dプリンティング技術や仕様はメーカーによってバラバラで、標準というものが無かった。Autodeskが新しく構築するオープンな3Dプリンティング技術のエコシステムがうまく機能すれば、これからの3Dプリンティング分野の互換性や安定性をもたらす事ができるだろう。

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