ユーザ数100万人を超えたZaim、創業者 閑歳孝子氏に聞いた家計簿アプリのこれから

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※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから

以前、家計簿アプリの Zaim のことをチェックしてから少し時間を置いたが、先週開催された B Dash Camp in 大阪で創業者の閑歳孝子氏に会えたのは驚きだった。私自身も Zaim をスマートフォンにインストールして、レシートをスキャンしたり支出を記録したりしている。仕事の行き帰りの電車の中でアプリを完成させるなど、閑歳氏は今までにない創業の秘話を語っている。

Zaim は最近ユーザ数が100万人を超え、来年には200万人に届きそうな勢いということだ。彼女は、4,200万円を調達したクックパッドとの関係に触れ、その関係は「とても良好」と答えた。Zaim でレシートをスキャンすると、(商品の価格など)スーパーマーケットの情報が Zaim のデータベースに記録されるようになっている。しかし、Zaim ではクックパッドが持つデータベースに接続し、より多くの情報をユーザに提供する。これにより、クックパッドの検索サービスを通じて、ユーザは地域のスーパーの安売り情報を得られるわけだ。

Zaim の次の一手について尋ねると、閑歳氏はその内容については、まだ明かせないと答えた。何かをやるわけだが、それが何かは我々も言及できない。今のところ、Zaim は継続的にアプリの改修を進めているが、そのような改修を経ても、人気の根源とも言えるシンプルさと使いやすさが、現在も保たれているのはありがたいことだ。Zaim がユーザに心血を注ぎ続けるのなら、今後追加される新機能についてもユーザにとって使いやすいものであることを期待したい。そうすることで、Zaim は日本で市場独占的に使われるアプリとしての座を、確固たるものにできるだろう。

上のビデオで閑歳氏との短いインタビューをチェックしてほしい。まだ Zaim を使ったことがない人は、iOSAndroidデスクトップでアクセスすることができる。

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