Raspberry Pi 搭載でレンズ交換も可能なデジタルカメラ「SnapPiCam」

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Raspberry Pi を搭載し、タッチスクリーンで操作可能、レンズ交換式のデジタルカメラ「SnapPiCam」が開発されている。クラウドファンディングサイトKickstarterで支援を募集中だ。目標額は40,000ポンド(約700万円)で、現在までに約10,000ポンドを調達している。

「SnapPiCam」には4つのモデルが用意されており、全てに「Raspberry Pi Model A」や、5メガピクセルのカメラボードを搭載している。オープンハードウェア&オープンソフトウェアで、設計図や部品リストは無料で公開されるとのこと。

ミニUSBケーブルで充電が可能。交換レンズはマグネット式で、カメラ前方のマグネットリングに取り付けることが出来る。どのモデルも0.67倍ワイド&マクロレンズもしくは180度魚眼レンズのどちらかを選んで購入する。

WiFiドングルをUSBポートに接続することでワイヤレス撮影が可能で、Dropboxへアップロードすることも出来る。Raspberry PiのポートにはUSBデバイスやHDMIケーブル、ビデオケーブルやヘッドフォンの接続が可能だという。

本体の色はグリーン、イエロー、オレンジ、レッド、ブルーの5色の中から、ネジの色はブラックとシルバーの2つから選択が可能だ。

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4つのモデルのうち、「Compact」(89ポンドから)は、Raspberry PiのGPIOヘッダに直接接続されたボタン基盤で制御されるキット。「Adventurer」(139ポンドから)は2.8インチタッチスクリーンと4つのボタンでカメラメニューの操作が可能。

「MegaZoom」(184ポンドから)はさらにネジで取り付ける4~12倍レンズが付属。「MegaZoom Plus」(204ポンドから)には6~18倍レンズとマグネット式2倍望遠レンズが付属している。

早期購入特典に関しては既に売り切れているものも。発送は早期支援者向けには2014年11月、通常支援者分は2014年12月を予定している。英国外への配送はプラス20ポンドで対応しているそうだ。

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