ニュースからアプリを探せるAppCube、佐藤崇氏のスマートアプリがベータ版を公開

by Takeshi Hirano Takeshi Hirano on 2015.10.19

AppCube_アップキューブ__-_アプリ検索ナビ_アプリ情報量No_1国内最大級

スマートフォン向けのアプリ紹介メディア事業を手がけるスマートアプリは10月15日、同社の主力メディアとなる「AppCube」のベータ版を公開した。Android2.3.3以上に対応しており、利用は無料。日本国内に向けて配信される300万件以上のアプリ情報を独自の検索技術によりリアルタイム収集し、公式のアプリストアとは違う検索サービスを提供する。

また、同時にアプリレビューなどの関連情報を人工知能によって分類し、ユーザーの持っているアプリや性別などで関連する情報を発見できるようにしているのが特徴。iOS版については早期に公開するとしており、今後、コミュニティサービスなどでさらにアプリが探しやすくなる仕組みづくりを検討するとした。

スマートアプリ代表取締役の佐藤崇氏

以前、本誌でもお伝えした佐藤崇氏のプロジェクトがようやく形になって披露された。佐藤氏はエフルート(ビットレイティングス)創業者で、その後モブキャストを経て2015年にスマートアプリを創業した。6月にはEast Venturesなどから最初の資金調達も実施しているが、今回のアプリリリースと時期を同じくして、10月9日に新たな資金の調達も発表している。

さて、国内モバイル創世記の検索サービスを作った佐藤氏の手がけるアプリ検索ともあって、どのようなアプローチを持ってくるのか興味深かったのだが、結果的には検索ランキングと情報キュレーションを合わせたような形に落ち着いたらしい。

実際にアプリを使ってみると、スマートニュースの「アプリ・タブ」に入っているようなニュース情報に加え、もう少し詳細なキーワード検索がくっついたような状態になっている。個人的にはニュースを見ながらそこに入ってくる関連アプリの紐付けが意外な発見に繋がる印象を持った。

Evernote_Premium

一方でやや機能が過多というか、自分の持っているアプリに関連するニュース(マイアプリNews)と全体フィードのニュース(アプリNews)の違いが分かりにくかったり、ランキングとニュースを同じ切り替えタブのインターフェースに押し込んでいるため、ニュースを読んでいるのかランキングを見ているのかわからず、しばらく迷ってしまった。

この辺りはベータ版ということで今後、機能を取捨選択してブラッシュアップされるはずなので、そのチューニングに期待したい。

佐藤氏からはソーシャルなどの情報を含め、プラットフォーム側の提供する検索とは違うアプローチを模索しているという話を聞いている。特にダウンロード数によるランキングはどうしても資本の強いプレーヤーばかりが目立ってしまうことになる。もちろんビッグタイトルも大切だが、アプリ生態系を考えた際、小さなアイデアが大きく伸びるという夢のある話もやはり期待したい。その際に必要になるのが検索サービスだ。

現時点で国内のこの分野は先日マザーズへの上場を果たしたAppBankや、ヴォラーレ改めナイルのApplivなど、コンテンツレビューを中心にしたものが多い。スマートアプリがここにどれぐらいの速さで食い込むことができるか。「早期に1000万DLを目指す」という佐藤氏の手腕に注目が集まる。

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