Android Wearアプリの総ダウンロード件数が、500万回を突破

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Wear スマートウォッチと Android 携帯を接続する Android Wear アプリの総ダウンロード件数が500万回を突破した。昨日(9月12日)、Google Play ではアプリのインストール回数が「100万回~500万回」と表示されていたが、今日(9月13日)は「500万回~1,000万回」を示している。参考までに、Android Wear は2015年3月に100万回のマイルストーンを達成した。

Google は実際に使用されている Android Wear デバイスの数や販売数を発表しておらず、Android Wear の成長を調べるにはこの数値の変動をみるのが最善の方法だ。Google は Google Play サービス付き Android 携帯の販売数と有効化された数を追跡できるはずだが(Kindle 商品などサービスの入っていない Android デバイスについては追跡不可)、ほとんどの Android Wear ウォッチは単に Android 携帯の拡張機能であり、有効化された数と使用されている数を追跡するのは難しい。

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誤解のないように言うと、今日新たに明らかにされた数字はダウンロード数とインストール数であり、販売数ではない。ユニークユーザの数とは異なるということだ。機種変更にともなうダウンロードや、ダウンロードはしたもののデバイスは使用していない場合、何らかの理由による再ダウンロードもカウントされている。

言い換えれば、Android Wear のアクティブユーザ数はおそらく500万人を下回るということだ。しかし、現在その数は100万人をはるかに超え500万人に迫る勢いだ。

IDC の推定によると2016年の Android Wear 出荷台数概算が約610万台であることを考えれば、これは注目に値する数値だ。プラットフォームの滑り出しは Google が期待したほどではなかったため、同社は数を公にしておらず、Google Play やサードパーティーによる概算に頼るしかない。

それでもなお、ウェアラブル市場の成長にともない、Android Wear の伸びも期待されている。そして、Google はプラットフォームへの投資を継続している。

同社は5月、I/O 2016デベロッパーカンファレンスでスタンドアロンアプリの入った新デザインの Android Wear 2.0を発表した。他にも多数の新しい Android Wear ウォッチを計画中であり、Google Assistant をサポートするものも出るのではないかと噂されている。

マイルストーンについて詳細を得るため、Google に問い合わせを入れた。回答があれば後日詳細を更新する。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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