ユーザーと適切な医師をつなぐ「Amino」が2,500万ドルを調達

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オンラインヘルスケアプラットフォームの Amino は、Highland Capital が主導するシリーズ C 資金調達ラウンドで2,500万ドルを調達した。Accel、Aspect Ventures、CRV などの投資家も参加している。

2013年にサンフランシスコで創業して以来、Amino は、米国の「ほぼ全ての医師」に関するデータを提供するオンライン検索ポータルを通じて、「全ての人をより良い、より手頃な価格の医療ケアとつなぐ」ことを掲げてきた。医師に関するオンラインのディレクトリを提供すると同時に、ユーザーに対して費用についての情報を与え、特定の医師と病院とのアポイントを取れるようにした。

個人ユーザーが主なターゲットであるが、「より高品質で、低価格、より便利なケアを全ての人に提供するための、効率的なヘルスケアマーケットプレイス」をつくりたいと計画しているため、企業もまたターゲットにしていると同社はいう。

実際、今回の資金調達に関するニュースに加え、今のところは招待ベースのみであるものの、ビジネス向けにもサービス提供を開始する予定であることをAminoは発表している。Amino Plusのアカウントを通じて、従業員はヘルスケアプランを確認することができる。また、医療サービス提供者に対しても検索・予約をスマートにできる機能を近々提供する予定だ。

ヘルスケアテクノロジーの業界は投資が活発になっている。先週は、子供の自閉症の早期発見を目的としたデジタルヘルスプラットフォームを開発する Cognoa が1,160万ドルを調達し、従業員向けのヘルスケアガイドプラットフォームの Accolade は最近9,400万ドルの資金調達ラウンドを終えている。その他、慢性症状を抱える人向けのサービス、Livongo は5,250万ドルを、慢性症状をもつ人とコーチをつなぐ Vida Health は1,800万ドルを調達している。

(本記事は抄訳になります。)

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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