IPOも近いSpotify、5-6ヶ月ごとに有料会員数が1000万名増加

by Paul Sawers Paul Sawers on 2018.1.8

上:Spotify
Image Credit: Paul Sawers / VentureBeat

Spotifyにとっては大きな1週間となった。音楽ストリーミング大手のSpotifyは内密にIPO申請書類を提出したという報道があった。ダイレクト・リスティングは2018年前半に計画されていたが、予定を先行するものだ。

Spotifyはこの報道についてコメントをしていないが(報道の内容がおそらく正しいことを示唆するものだ)、同社はこのニュースにのっかる形で、有料会員が7000万人に達したことを昨晩明かした。

つまり、Spotifyは順調に有料会員を伸ばしているということだ。

これまでを振り返ると、昨年7月末に6000万の有料会員数に達したことをSpotifyは発表している。つまり、直近5ヶ月間でおよそ17パーセント伸びたことになる。それ以前には、3月はじめに5000万人に達しており、3月から7月にかけた5ヶ月間で有料会員数は20パーセント成長した。

さらに遡ると、4000万人に達したことが発表されたのは2016年の9月半ば、3000万人は2016年3月だ。

こうして見ると、Spotifyの成長率は緩やかになっているものの、重要な数字は新たに獲得している有料会員数で、5-6ヶ月ごとに新規有料会員は1000万近く増えていることになる。

一方、Apple Musicは2016年12月に有料会員数が2000万に達したことを発表した。その後6ヶ月で700万の有料会員数を獲得した。そして、その3ヶ月後に「有料会員数は3000万人強」とAppleは明かしている。

Appleの最新の数字はないため、この二つのサービスを比較することは難しいが、SpotifyはAppleのおよそ2倍の有料会員数を得ているといっていいだろう。

Spotifyは無料版もまだ提供しており、その点でも二つのサービスは異なる。Spotifyいわく、ユーザー数は1億4000万以上だそうだ。Spotifyの共同創業者・CEOのダニエル・エク氏は広告付きバージョンのおかげで新規ユーザーを引き込み、彼らの定着と課金の「説得」ができたという。2015年のエク氏に対するインタビューではSpotifyの有料会員の約8割が無料ユーザーから始めていると語っており、この戦略は報われているように見える。

【via VentureBeat】 @VentureBeat
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