韓国のモバイルゲーム大手Netmarble、話題沸騰中のK-popグループ「BTS(防弾少年団)」の音楽レーベルに1億9,000万米ドルを出資

by VentureBeat ゲストライター VentureBeat ゲストライター on 2018.4.14

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Image Credit: Soompi

韓国のモバイルゲーム大手 Netmarble が、人気沸騰中の K-pop グループ「防弾少年団(以下、BTS)」が所属する音楽レーベル Big Hit Entertainment に1億9,000万米ドルを出資し、25.71%の株式を取得したと発表した。これにより、Big Hit Entertainment の中で、同社が第2位の筆頭株主となった。この発表は、今年中にローンチ予定のモバイルゲーム『BTS World』の公開前に行われた。

まだ開発中の『BTS World』であるが、BTS がビデオゲーム形式で登場するのはこれが初めてではない。4日前(3月31日)、メッセージングアプリを提供する日本の LINE が、テトリスのようなパズルゲーム『Puzzle Star BT21』を正式リリースした。同ゲームには、BTS メンバーらが制作した Line スタンプがメインキャラクターとして登場している。マーケットリサーチャー App Annie によると、Apple App Store のパズルカテゴリで現在4位となっている。

また今年に入り、Dalcomsoft がリズムゲーム『SuperStar BTS』を開発。韓国を始め、香港、シンガポール、タイ、フィリピン、ベトナム、マレーシアでリリースされた。先月、アメリカでデビューした際、Apple App Store のミュージックカテゴリで1位、 Google Play の同カテゴリで2位を獲得した(App Annie チャート調べ)。そして現在、それぞれ4位と2位にランクインしている。

『BTS World』は、これらのゲームとは趣向が異なり、プレイヤーが7人の BTS メンバーを育成するマネジメント・シミュレーションゲームだ。Naver 関連レポート(韓国語)によると、写真や新曲など『BTS World』でしか楽しめないコンテンツを収録する予定だという。

実は、BTS の公式ゲームがリリースされる前から、ファン層がゲーム制作に精を出していた。ソーシャルメディアプラットフォームの Twitter では、ユーザからの投票で次の展開が決まる対話式のフィクションゲーム、『BTS Outcast』が爆発的に広まった。ストーリーの各ステップは、フィクション化されたメンバー間のテキストメッセージのスクリーンショットで展開される。

さらに、インディーズ系の開発会社 Aeon Dream Studios も BTS 関連のゲーム制作に着手。『To the Edge of the Sky』という BTS メンバーらが主演する SF ビジュアルノベルゲームをリリースした。同スタジオの Itch.io ページにて無料デモ版がアップされており、ファン有志によってすでに10か国を超える言語に翻訳されている。

BTS に限らず、ポップグループ EXO のエンドレスランニングゲーム『EXORUN』、エンターテイメント会社 S.M. Entertainment のリズムゲーム『SuperStar SMTown』といったように他の K-pop(Korean pop の略)アーティストもゲームをリリースしているが、『BTS World』は「BTS ARMY」と呼ばれる熱烈なファンがいるため、大ヒットする可能性を秘めている。

『BTS Outcast』のようなバイラルゲームの登場は、国際社会が BTS に熱狂していることを示すものだ。そして、ファンの応援で昨年、Billboard の Top Social Artist Award を受賞するまでにブレイクした。 Billboard チャートで首位となった他、2017年、Twitter の BTS 関連ツイートでは5億回を超えるいいね!やリツイートがあった。現在、YouTube Red で配信されている舞台裏のドキュメンタリーシリーズも大きな好評を得ている。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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