データエコノミーに透明性をもたらすブロックチェーン企業Quadrant Protocol、プライベートトークンセールで1,500万米ドルを調達

by e27 e27 on 2018.7.23

Quadrant Protocol
Image credit: Quadrant

データ業界に透明性をもたらすことを目指すシンガポール発の Quadrant Protocol は、プライベートトークンセールで1,500万米ドルを調達した。トークンセールに参加したのは、マレーシアの Coin Capital、中国の Zeroth.AI、スイスの Block0など30以上の支援企業だ。

Quadrant Protocol は、Google や Facebook など大規模なデータ貯蔵企業の作り出すサイロの周りにデータエコノミーを創出し、そうした大企業の力を減少させることを目指している。また、データ業界における非透明性の問題にも取り組んでいる。非透明性は多くの不正行為を引き起こし、企業はそのソースを隠している。Quadrant 内で促進された透明性により、企業はコンプライアンスのためにデータのソースを追跡したり、お金を払った分のデータを確実に受け取ったりすることができるようになる。

さらに同社はバリューチェーン内の全てのデータプロバイダが適切で公正な対価を確実に得られるようにしている。というのも、データの元々の提供者(nursery と呼ばれる)は、彼らがデータ収集者や企業に提供するデータによって生まれる利益に関して、蚊帳の外とされていることが多いからだ。

本質的には、Quadrant は企業間で DaaS や AI のサービスをより簡単に交換できるようにするインフラを提供している。データ販売者がデータスマートコントラクトを使用してデータを販売することが可能となる。同様に購入者も、ネットワークのデータスタンピング検証システムを通してデータを購入し、データの信憑性と出所を追跡することができるようになる。

そして今度は DaaS や AI サービスを扱う企業が、インフラやネットワーク上に新しい製品やサービスを作れるようになる。

同社が主に協働しているのは、データ販売者や AI 企業、アプリ開発者、ソフトウェア開発キットの開発者、DaaS を扱う企業、大学やイノベーション企業のラボだ。

Quadrant Protocol は、商用データのグローバルなマーケットプレイスである DataStreamX 所有の企業だ。Wavemaker Partners の支援を受ける DataStreamX は最近、シンガポールの情報通信メディア開発庁と協力して、商用 AI およびマイクロサービスのレイヤーを DataStreamX(Quadrant Protocol により稼働)に導入するという合意を公表した。

【via e27】 @E27co

【原文】

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