ブロックチェーン活用ドイツの分散型マーケットプレース「GAMB」、75カ国2万5000件のストアが参加

by Takeshi Hirano Takeshi Hirano on 2018.7.31

gamb

ピックアップ:Gambio’s GAMB is a decentralized online ecommerce marketplace via VentureBeat

ニュースサマリ:ドイツ拠点のコマースプロバイダ「Gambio」が推進するブロックチェーン活用の加盟店アライアンス「GAMB」が好調の様子だ。分散元帳技術を使ったデジタルマーケットプレースで、VentureBeatが伝えるところによると、現在75カ国以上に2万5000件以上のアクティブストアを持ち、年間で10億ドル規模の流通総額を処理する規模に成長しているという。

話題のポイント:ドイツのソフトウェア大手Gambioが推進するブロックチェーンベースのマーケットプレース「GAMB」の話題です。Amazonや楽天を代表とする中央集権型のモデルでは、小売店は豊富や機能や集客装置を使える代わりに手数料や顧客データを献上するなどの弊害がありました。分散型モデルではこういった小売店に属すべき権利を求めない、というのが利点です。

“Unlike being a merchant of Amazon’s marketplace, where you basically have to pay high commissions to not even own the customer data, on the GAMB marketplace we will offer full transparency.(手数料払っても顧客データすら貰えないAmazonのようなモデルと違ってGAMBは高い透明性を提供する)”(Gambio CEOのLuis Krug氏)

初期構築をICOでまかない、トークン保有の小売事業者にはマーケットプレースでの発言権が渡されているようです(この辺りの詳細は別途ホワイトペーパー参照ください)。もちろん支払い手段として暗号通貨の流通にも期待されています。

興味深いのはこういったソリューションを大手のベンダーがやってることですね。元々ドイツでGambioを利用している小売事業者は年間で20億ドルを売り上げており、登録されている製品数は200万件だそうです。これらのユーザーベースを流し込むのでそれなりにインパクトがあります。さて、国内ではどこが最初に来るのでしょうか?

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