偽造品流通の3割弱はネット由来で3230億ドル規模にーーその解決方法は?【調査レポート】

by Takeshi Hirano Takeshi Hirano on 2018.9.2

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ピックアップ:Global Brand Counterfeiting Report, 2018 via Research and Markets

ニュースサマリ:調査会社「Research and Markets」のレポート「Global Brand Counterfeiting Report, 2018」によると、グローバルでの2017年における偽造品の総額は1兆2000億ドルで、2020年までに1兆8200万ドルに到達すると予測されている。中でもインターネットによる損失が大きく、2017年の偽造品総額を3230億ドルと試算している。

話題のポイント:Axiosの考察が面白かったのでピックアップ。前述のレポートでは偽造品の流通額の3割近くがインターネットでの流通になるという試算なのですが、そこにはAmazonが大きく影響しているのではないか、という話です。とある団体の調査結果として2016年5月から現在までに6万点近い偽造品が販売されているというレポートや、ガートナーの調査数値として5000点以上の偽造品報告についても指摘しています。

数字の真偽や多寡は別として、このサプライチェーンにおける真贋のチェック方法として長らく注目されているのがブロックチェーンです。例えば、同じく大手コマースのアリババでは偽装食品のチェックを開始している、という話題がありました。シンプルに生産者(入口)を消費者(出口)側でチェックできれば問題ないわけで、たとえそれが怪しいバイヤーによる並行輸入品のようなものであったとしても生産者まで辿ることができれば間違いありません。

この辺りは数年前から議論がありましたので、そろそろ一般消費者にも見えるものとして登場する時期は近いかもしれません。

 

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