東南アジアの消費者、ソーシャルメディア広告の影響をより受けやすい傾向に

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【翻訳 by Conyac】 【原文】

ソーシャルメディアがインターネット上の新たな基盤となっているが、各ブランドや商品はこぞってソーシャルメディア上で集客するために集まっている。そして、Nielsenの最新の研究から、東南アジア地域の消費者が、そのようなオンライン広告により影響されやすく、特にFacebook や Twitter などのソーシャルメディアプラットフォーム上に表示された場合に影響を受けやすいとされている。

同研究では、ソーシャルメディア上の広告により “非常に” もしくは “いくらかは” 影響を受けている人は、73%にのぼるとされている。誰がお気に入りで、誰がその広告されているブランドにフォローしているかといったソーシャル的な属性などが要素として含まれる場合、その比率は80%につりあがることも確認されている。(以下のチャートを参照)

また、調査会社によると、東南アジアの消費者は、世界的な平均(52%)よりも、さらに高い割合(69%)で特定のブランドや企業についてライクボタンを押したりフォローしたりしている。その割合はベトナムやフィリピンのような国だとさらに高く、それぞれ79%と75%となっている。

この研究は東南アジアの消費者に対する広告についてトレンドの変化が生じていることを示唆している。ニールセンのアジア太平洋、中東、アフリカ(APMEA)における広告戦略担当マネージング・ディレクターであるDavid Webb氏は次のように説明する。

「この地域全体でソーシャル・メディアがだんだん主流の活動の場になるにつれて、ブランドは敏感に反応し、広告の戦略やその実行、修正に関して、ソーシャル・メディアを利用して消費者を良く理解し、彼らとのつながりを確保している」。

一方、研究はブランドやメーカーがソーシャル・メディアのユーザーに対してとることのできる戦略について詳しく分析している。彼らはクイズを使ってツイッター上で新規のフォロワーを勧誘したいと考えるかもしれないが、これはインドネシアではすでに人気のある手法である。あるいは、Facebookが好まれる広告チャネルなら、こうした成功する広告キャンペーンの運営についての情報が必ず役に立つだろう。

【via Penn Olson 】 @pennolson

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