本日(原文掲載11月15日)午後に北京で行われたイベントで、企業アプリケーション・ベンダーのSAPは2015年までに中国での事業を拡大するために20億米ドルを投資すると発表した。この計画により、中国における従業員数はほぼ倍増する。
既にSAPは中国に6つの事業所と上海に主力研究開発施設を所有し、研究開発施設だけでも400人が雇用されている。本日、SAPは中国での事業展開にあたり投資対象となる4つの重点分野を発表した。
- 中国のSAP研究所への追加投資
- 中国市場での存在感を高める施策の一つとして、2015年までに約2000人を新規雇用、これを実現するために全国に事業所を5〜6ヶ所増やす。
- 中国におけるSAPサポート体制の拡充
- 中国内の中小企業のシェア拡大。これにより、中国のITエコシステム全体が恩恵を受けるという。
記者会見で、中国SAP社長 Hera Siu(赫拉小)は今回の発表を大きな「責務の増大」と位置づけている。SAPは現在、中国で1500社ほどの顧客を抱えているという。
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