戦略的パートナーからの資金集め、Affleグループ創始者が語る [Startup Asia Singapore]

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【翻訳 by Conyac】 【原文】

この記事は、Penn Olson初のテックカンファレンスであるStartups in Asia (シンガポール) における特集記事の一部となる。このイベントについての特集記事一覧。我々のRSSフィードはこちらをクリック。

Startup Asia Singaporeの2日目、Willis氏はAffleグループの創始者かつ取締役であるAnuj Khanna Sohum氏と対談した。ライブブログは以下である。

Liveblog

#12:23:もしベンチャービジネスに身を投じるならば、ジャンプしてそこに入りなさい!

#12:19:新しいことを行うとき、私が必ずする基本的な事がいくつかある。「自分は本当に、チームメンバーもしくは パートナーに対して全力を傾けているか?」丸々時間とお金をつぎ込んでいるか。これを行わないことは、成功の可能性を下げることになる。

自分のための優秀なチームを築き上げる。そのチームが自分を維持していくための貴重な資産となる。リスクを伴うが非常に貴重であるため、誰を選ぶのかは十分注意するべきだ。また、自分のアイディアに自惚れないことが大切である。適合し、思い切り良く行動できるようにしよう。アイディアは成功したときにはまったく違うものなっている、よって進化することもまた大切だ。

#12:16:自分自身の事業にどれだけの力を注いでるのか?どれだけの金額を注いできたか?自分が学生で、5000米ドルを注ぎ込んだとした場合、それは全力を注いでいると言える。完全にコミットしている。しかし、どこかで働く社員でなら(スタートアップ事業の優先度が2番目)それは全力を注いでいるとは言えない。

戦略的な投資を探し出すことは難しくはない。プロジェクトを立ち上げる根拠や、そのプロジェクトを投資で支えていく根拠を見つけることができれば。しかし、コントロールを奪われるような状況は避けるように。より高い評価額で交渉を進め、役員席を譲らずにいれば何事も上手くいくであろう。

#12:14:投資家は投資をし、稼ぎ、手を引きたいと考えている。これと同じ考えを持つ実業家がいるとすれば、彼は自らのアイディアに忠実であるとは言えない。しかし、彼らにはリターンを出す必要がある。実業家の役割は、エグジット以上に大きなことである。自分自身の全体的な将来像と目的に正直でいること、会議に参加する度に異なった役割を受けたりしないこと だ。

#12:13:エグジットに関しては、世間一般が考えるほど深くは考えていない。利益性のある良いビジネスを築き上げれば、出口は必ずあらわれる。私にとってのエグジットは、良好なビジネスの副作用のようなものでそれは決してその逆ではないのだ。

#12:12:今でも、アジアのベンチャーキャピタルがつける評価額は厳しい。ベンチャーキャピタルを基盤とした正当なエコシステムが欠如している中、戦略的投資は「1つの良案」であろう。しかし、契約書を正しく管理していないと戦略投資を受けることで多くの落 とし穴が待っているかもしれない。

Affleでは、戦略投資家達に取締役の位置を与えることはしない。非常に信頼できる取締役が我々の席には揃っている。 水準をかなり上げ、管理を厳しく行ってきており、戦略的投資家のレベルに立ってやってきている。ベンチャーキャピタルの方法を選ぶなとは言わない が、資金調達を受けるに値するスタートアップは数少ない。一方で多くのベンチャーキャピタルが存在するため、実業家たちはせめて同等もしくは強気でいられるはずだ。

よって正当な評価額を得ることを心がけてもらいたい。最低ラインであったとしても、あくまでも自分は相手と平等な立場にいる訳でそうではない場合はむしろ優位な立場にいるはずである。

#12:07:Microsoftが2008年に参入し投資を行った。当時のリーマンショックを覚えているだろうか。皆用心深くなっていた。 私たちは2008年12月頃取引を締結した。それはRedmondとの取引で非常に大きなものだった。Bill GatesはRay Ozzieに取って代わられ、上層部に至るまで同じことが行われた。彼との会談は私たちにとって非常に大きな会談であった。Times of Indiaは2007年、私たちに初めて投資してくれた。彼らはインドのメディア企業である。

#12:04:大金はいつもある、と私はそう常に信じてきた。しかしその大金を手にとる優良な実業家は数少ない。私は、お金には制約がないといつもそう信じてきた。

#12:01:RE D2C(D2は、大手キャリア企業の1社であるDocomoと大手広告企業の1社である電通の2社の合併事業)。私は中国のカンファレンスでCEOとの対談するチャンスがあり、私たちには共通の将来像があることを発見した。

#12:00:Affleを始めてから5年だが、この会社はいまだスタートアップだと言える。

#12:00:シンガポールのスタートアップを見てみると、多くの外国からの奨学生がここで起業しようと目論んでいることが分かる。

【via Penn Olson】 @pennolson

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