中国のネット界隈で流行している「おバカなフレーズ」

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【翻訳 by Conyac】 【原文】

”Then I took an arrow in the knee”(直訳すると「でも膝に矢がささっちゃってね」) – おそらくこれは欧米のインターネット界で2011年最も流行ったフレーズ(訳注:原文ではmeme「ミーム:思想」。翻訳ではフレーズとしました)であろう。The Elder Scrolls V: Skyrimのリリース後すぐに出現し、急速に人気を博し、突如本当に至るところで見かけるようになった。このフレーズについて知らない方のために説明すると、このジョークは前述の高価なシングルプレイヤー用ロールプレイングゲームのSkyrimから出現したもので、このゲーム内で自分が出会う全ての街の警備は、皆なぜか同じような悲しい話をしてくる。「私も君のような冒険家だった。でも膝に矢が刺さっちゃってね」。

我々は地球村に住んでいて、その他の国々ほどSkyrimは中国では人気があるわけではないが、中国のネット市民たちはこのジョークを訳して、そのフレーズを掲載したりしている。Baidu Baike(百度百科)によると、この「私も君のような冒険家だった。だが私は膝に矢を受けてしまってね」というフレーズを公式に中国語に訳したところ、このようになると言う。

“我以前和你一样也是个冒险家,直到我的膝盖中了一箭。”
“Wǒ yǐqián hé nǐ yīyàng yě shì ge màoxiǎnjiā, zhídào wǒ de xīgài zhōng le yī jiàn”

欧米でこのフレーズが使われるパターンはこんな感じだ。「私は以前(ここに動詞のフレーズを挿入)でも膝に矢がささっちゃってね」。そして中国のネットユーザーたちはほぼ同じアプローチをとったようだ。Sina Weibo(新浪微博)の簡易検索でこのフレーズ「膝に矢がささっちゃってね」を検索してみると、毎分数件の投稿記事が掲載されている。中国での使用例はこんな感じだ。

  • 「私はMengniu(中国蒙牛乳業)のピュアミルクを飲んでいた。でも膝に矢がささっちゃってね」 – これは、先頃Mengniuのピュアミルクが世界で最も濃度が高い発癌性物質を含んでいたことが露見されたことを受けて。
  • 「電車が最も安全な交通手段だと思ってたのに。でも膝に矢がささっちゃってね」 – これは少し前の例だが、7月に発生した超高速列車の事故を受けて。
  • 「Kim Jong Ilは死亡した。私は膝に矢が刺さるまでもう二度と愛など信じない」 – これは、Skyrimの矢のフレーズと中国のミームである “私はもう二度と愛など信じない”を組み合わせたもの。
  • 「私はくじ引きなんて単なる浮き雲だと思ってました。でも膝に矢がささっちゃってね」 – これは、中国の「神秘的な馬は全て浮遊する雲」のミームとの組み合わせ。
  • 「私は中国人の善悪の判断力に希望を持っていた。でも膝に矢がささっちゃってね」 – これは、Han Han(韓寒)のクリスマスブログの投稿記事で、革命と民主主義を非難したもの。
  • 「私は英語のテストではいつも好成績だった。でも膝に矢がささっちゃってね」
  • 「私は毎日自分を磨くために努力していた。でも膝に矢がささっちゃってね」 – これは矢のフレーズと日々改善を目指し努力しよう、という有名な学校のスローガンを組み合わせたもの。

これが奇妙だと思うのはあなただけではない。また、10年、20年の間にインターネットユーザーは、部外者にとっては全く理解不能なこの異文化フレーズの雑多な組み合わせについて語っちゃうかもしれない。だから今のうちに心構えをしておこう。フレーズは、効果的に文化間を往来するには奇妙で特殊なものだ。でも膝に矢がささっちゃってね。

【via Penn Olson】 @pennolson

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