日本製のAndroidアプリであるFxCameraは、ウェブ会社のビットセラーに買収された事を今夜(原文掲載4月11日)東京で発表した。FxCameraは山下盛史氏によって開発され、ダウンロード数は1500万を誇る。ユーザー数で見ると写真加工アプリとして世界で最も人気があると言う。
買収価格は公表されていないが、北海道生まれの山下氏がビットセラーの会社経営の取締役に就任し、開発チームを強化してFxCameraの運営を続ける。会社はまだ赤字で自己資金でまわっているとメールで話すビットセラーの川村亮介氏だが、マネタイズ戦略はある。
「FxCameraと、今月発表のクラウド写真ストレージサービス”Cellar”の統合によってマネタイズしていく計画だ」。
さらにプレスリリースによると、この買収でさらに多くのユーザを得るためにiOSアプリとFxCameraの機能拡張の提供を開始するらしい。
今週始めにFacebookに買収されたアメリカのスタートアップ「Instagram」のような補助的なソーシャルネットワーク要素を持たないFxCameraは正統派の写真共有アプリだ。質のいいアプリの開発者が認知を高め、その努力が何かしらの形で報われることは良い事だ。
FxCameraはPlay Storeで見つける事ができる。
【via Tech in Asia】 @TechinAsia
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