China Mobile(中国移動)は今年後半に子会社を設立、その姿を変える

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【翻訳 by Conyac】 【原文】

前CEOのWang Jianzhou(王建宙)氏の時代、China MobileはWang氏のポリシー「ひとつのChina Mobile」に基づいて組織化された。この巨大電話会社は、単純に場所、省と主要都市で子会社に編成されていた。例えば、北京でのChina Mobileの事業すべてはChina Mobileの子会社Beijing Telecom(中国電信北京分公司)によって運営されていた。

ところがChina Mobileは新CEOにXi Guohua(奚国華)氏を任命、同氏はこの会社を逆方向へ導こうとしている。China Business Newsの記事によると、Xi氏の戦略キーワードは「職業的専門家」というもの。同CEOはChina Mobileの現在の場所ベースの編成から、特定のミッションに基づいて子会社へと再編する新しいアプローチへの移行に忙しいという。

これはWang氏の「ひとつのChina Mobile」ポリシーの正反対を意味する。なぜならXi氏は、これら専門性の高いグループをそれぞれ自立させ、組織のその他のグループ間との干渉ややり取りをなくし、特定のミッション遂行に集中させることを意図しているからだ。

さらにXi氏は今年の後半、子会社となるインターネット会社、そしてモバイルクライアントおよびChina Mobileの国際ビジネスそれぞれに焦点を合わせた子会社を設立する予定である。そのインターネット会社をどう使う計画なのか、China MobileにおけるISPの事業を担当するのか、それとも他の何か全く別の物になるのかは明らかではない。

だが、会社には独自の取締役が任命され、そして従業員は中国内の現地子会社から離れて新会社へ配属されることになる。Xi氏は、Tianyi(天翼)動画サービスのような子会社で成功したChina Telecom(中国電信)の後を追うことを望んでいるのかもしれない。

【viaTech in Asia】 @TechinAsia

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