シリコンバレーのVCが日本のグリーンエネルギー企業IACCに出資

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シリコンバレーに拠点を置くFenox Venture Capitalが、日本で太陽光発電プロダクトのマーケットプレイスを運営する日本のスタートアップIACCに出資したことを先日発表した。IACCは2012年に1000万米ドルの収益を上げ、前年対比で500%の成長を遂げた。

グリーンエネルギーナビ」と呼ばれる同社のマーケットプレイスは、消費者が必要とするエネルギー量に合わせて太陽光発電プロダクトを紹介している。同ウェブサイトには、「利用者の声」や特定プロダクトの価格を調べる「見積もり」ツールなどがあり、消費者は自分達のニーズに1番相応しいプロダクトを選ぶことができる。

同サイトはさまざまな情報を提供しており、成功例や太陽光発電を設置する上で得られる政府助成金や税的優遇措置を紹介している。

2013年2月時点で、同スタートアップのオンラインサービスには約4万人の利用者と400社のメーカーおよびサービスプロバイダーがいるという。IACCによると、日本では毎年30万世帯が代替エネルギー設備を設置しているとのこと。同社は一般消費者以外にも、企業向けに環境配慮関連のサービスを提供している。

IACCはこの資金獲得に続いて、北米でのサービスをローンチする予定だ。北米では、グリーンエネルギーサービスを提供する上場企業のSolarCityが、健全な競争が繰り広がられるなか、アメリカで急速に事業拡大を図っている。

Fenox Venture Capitalはアメリカに拠点を置いているが、アジア圏のスタートアップに目を向け始めている。同社は、アメリカとヨーロッパにコネクションを持っており、出資先がそのコネクションを通じてグローバルに事業拡大できるよう支援することに特化している。

【via SGE.io】 @SGEio

【原文】

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