かつて「中国版Facebook」ともてはやされていたRenren(人人、NYSE:RENN)は、ここ数年苦戦を強いられてきた。最初はマイクロブログサービス(ライバルサービスのSina Weibo=新浪微博とTencent Weibo=騰訊微博など)、その次はグループメッセージサービス(WeChat=微信など)に打ち負かされ、Renrenはユーザベースを伸ばすことができていない状態にある。
だが、同サービスは多様化しつつある。同社が展開する最新のサービスは、大手WeChatに対抗するためのメッセージアプリだ。その名もTongXueShuo(同学说)——文字通り「クラスメートが話す」という意味だ。
だが、同サービスが学生向けに限られているわけではないし、メッセージ機能だけというわけでもない。RenrenのTongXueShuo(同学説)は、新しいユーザを引き寄せようと多くの機能を取り入れているようだ。PathやGoogle+、通常のソーシャルメッセージアプリ、さらにはMomoのような出会い系サービスの機能要素もある。
モバイル専用のTongXueShuoは、3月にひっそりとローンチされた。おそらく、あまりにもひっそりすぎたのだろう。同サービスに関する話題が一切ない。
TongXueShuoは、3億人のユーザを誇るWeChatだけでなく、NHN Japanが提供するLine(中国でのローンチは昨年12月)のような新規ライバルサービスにも対抗しようとしている。
また、Renrenは先月、10秒後にメッセージや画像が消滅するというSnapchat風アプリの開発も試みた。
Renrenが提供するソーシャルネットワークは、中国で7番目に大きなソーシャルネットワークで、1億7000万人の登録ユーザがいる。
【via Tech in Asia】 @TechinAsia
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