請求書作成発送サービスMakeLeapsのユーザ数が1万社を突破

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※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから

東京に拠点を置く、請求書作成発送サービスのMakeLeapsは、当初表明していたユーザ数1万社に到達したと発表した(PDF)。

MakeLeaps は2009年にローンチし、昨年には競合にあたる Noroshi を買収、同社にとって大きな一歩となった。この買収に際し、Makeeaps の親会社 Webnet IT の CEO Jason Winder は、買収によって2013年8月までにユーザ数1万社に達することができるだろう、と語っていた。当初の目標まで、時間を残して到達したことになる。

日本企業は、アメリカ市場ほどクラウド・コンピューティングの利用へと急速には方向転換していない。しかし、多くの有名な日本企業が使う Salesforce に見られるクラウドのサクセスストーリーに影響され、そのような転換はまもなく訪れるだろうと、Jason Winder は述べている。

我々にとって最も大きなチャレンジは、このようなソリューションが存在すると、人々に知ってもらうことだ。費用も安く、簡単に利用できる。我々の最大の競合は(請求書作成の)ソフトウェア商品ではなく、Microsoft Excel だ。多くの日本企業は、書類を作成したり送信したりするのに、Excel を使っているからだ。

4月には、MakeLeaps は Evernote との統合機能を追加し(PDF)、ユーザは明細や請求書を Evernote に同期できるようになった。Evenote のユーザの約20%は日本からであることを考えれば、これは賢明な機能追加だったと言っていいだろう。

MakeLeaps は今年に入り、毎月平均18%の伸びを見せており(下表参照)、2014年7月までにユーザ数25,000社達成を目標としている。

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