請求書発行クラウドのMakeLeaps、シリーズAラウンドで楽天ベンチャーズから資金調達

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クラウドベースの請求書発行プラットフォームを提供する MakeLeaps は26日、楽天ベンチャーズが運営する「Rakuten Ventures Japan Fund」からシリーズAラウンドで資金調達したと発表した。調達金額は明らかにされていない。これは同社にとって、2014年8月に実施した AngelList や Dave McClure 氏らからの60万ドルの調達に次ぐものだ。

Rakuten Ventures Japan Fund は、今年初めに組成されたアーリーステージやグロースステージにある、日本国内のスタートアップを対象としたファンド。投資対象となる企業には、楽天グループ内の既存の技術やプラットフォームを活用したサポートが提供される。

MakeLeaps は、2011年10月、オーストラリア人連続起業家 Jason Winder 氏によって設立された。同社では今回の増資を受け、今後は現在の請求管理特化型サービスから、業界ごとの異なるニーズに合わせた総合的なビジネスプラットフォームを構築・展開している。

2016年2月現在、国内法人20,000社以上に導入されており、見積・発注・納品・請求・領収書などの帳票作成・管理郵送を簡便化している。これまでに、MakeLeaps は、Salesforce、Stripe、Evernote、YAYOI SMART CONNECT といったサードパーティのプラットフォームと連携しているが、THE BRIDGE の取材に対し、Stripe との連携により、ユーザが請求書の発行とともにユーザの顧客から売上代金を徴収できるようになった機能が広く受け入れられ、月間15%の成長率(ユーザ数ベース)を確保できていることを明らかにした。

現時点で楽天との協業内容については明らかになっていないが、今後数カ月以内に、何らかの新しい発表がなされるだろう、としている。

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