3割のシニアユーザーが毎月20万円以上の収入ーークラウドワークスがシニア世代のクラウドソーシング利用動向調査を公表

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私たちはいつまで働けるのだろうか。「終身雇用」や「定年退職」という言葉と一緒に、どこかのだれかが自分の人生を保証してくれるなんて考え方は、間違いに気がついた時点で手遅れかもしれない。自分の人生は自分で切り開かないといけない。

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クラウドワークスは6月25日、50歳以上のシニア世代が彼らのクラウドソーシング・プラットフォームをどのように活用しているか、というちょっと面白い調査結果を公表した。ある人は収入だろうし、ある人は生き甲斐かもしれない。場所にとらわれない、新しい「仕事の」選択肢はどうあるべきなのか。調査結果の一部を共有したい。

※なお、クラウドワークスで対象となるシニア世代(50歳以上)は全登録者数約4万人の内2,649名となっており、今回の調査では対象世代から取ったアンケートの内、129の有効回答から構成されている。その点を考慮した上で参考にして欲しい。

収入:3割のシニアユーザーが毎月20万円以上の収入をクラウドワークスから獲得

調査結果によると、73%のシニアユーザーが毎月1万円ほどの収入を得ており、34%が20万円以上を稼ぎだしているという。また年間で500万円の収入を得ている人も12%程存在しているそうだ。

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働き方:フルタイムでも空いた時間でも働けるー時間の使い方をコントロール

クラウドソーシングをどのように仕事に組込んでいるか、というのも注目したい点だ。フルタイムやパートタイムなど働き方に幅があれば、自分の時間と収入の時間をコントロールしやすい。調査によれば、約半数はフリーランスとして仕事を受注している一方、残りの半数は正社員として仕事をしながら副業としてクラウドソーシングを活用しているそうだ。

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場所と出会い:7割が東京以外に在住、4割が新しい出会いを体験

ここが一番のポイントになるかもしれない。私も東京以外の出身だし、地方での仕事が長かった。その経験から言うと、やはり大きな仕事は首都圏に集まっていることは否めない。一方で終の住処として故郷や他の土地に対する憧れは大きく持っている。出会いも重要な要素だ。ひとつの仕事が長ければ長い程、そのコミュニティから離れる恐怖は計り知れない。

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調査結果では7割が東京以外のユーザーで地域からオンラインで仕事に臨むスタイルが垣間見える。インターネットならではの恩恵だ。調査アンケートには「田舎に住んでいても、都心の若い人と競い合えることが刺激になる」というような声もあるそうなので、場所に関わらず新しい出会いに遭遇するチャンスがあることも分かる。

いかがだっただろうか。

私はクラウドソーシングという選択肢はもっと早く一般的になるべきだと考えている。クラウドワークス代表取締役社長の吉田浩一郎氏によれば、行政機関も高齢者にとっての新しい収入源という点で興味を持っているという話だし、こういうパブリックな話題は積極的に行政から牽引して欲しいとも思う。

高齢化する世代も立派な仕事の担い手として、楽しく生き甲斐を見つけて過ごせる未来が来て欲しい。