韓国のアルツハイマー抑制ウエアラブル・スタートアップYbrainが、シリーズAラウンドで350万ドルを調達

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【編注本稿は beSUCCESS の英語版である beTECH.AsiaBusiness Korea からの翻訳です。THE BRIDGE では通常、パートナーシップに基いて beSUCCESS 韓国語版からの記事を転載していますが、本稿は原文が英語で韓国語訳が存在しないため、原著者の承諾により英語版からの翻訳を掲載するものです。


ybrain_logo韓国のヘルスケア・ウエアラブル・スタートアップ Ybrain は今日(原文掲載日:8月27日)、シリーズAラウンドで350万ドルを調達したと発表した。このラウンドは Stonebridge Capital がリードした。今回の調達を受けて、同社のこれまでの調達総額は、420万ドルに上る。

Ybrain は、カリフォルニア工科大学出身の神経学者とサムスンのエンジニアによって2013年に設立され、アルツハイマー病患者向けのヘルスケア・ウエアラブル・デバイスを提供している。

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Ybrain は、脳波を使ったウエアラブル・デバイスを開発するスタートアップで、健常者/患者の両方にモバイルヘルス・ウエアラブル・ソリューションを提供している。アルツハイマーや軽度認知障害患者向けのデバイスを開発しており、現在、韓国のサムスン医療センターと共同で臨床試験を実施している。このデバイスから得られた脳波をもとに、同社はより適切な治療やサービスを開発すべく、モバイル・ビッグデータ基盤も構築中だ。

現在、Ybrain は単にパイオニア精神を見せているだけでなく、神経障害に対応して臨床試験を実施しているアジアのヘルスケア・ウエアラブル・スタートアップとしては唯一の存在である。

Ybrain が設立から1年半に満たない段階で、シリーズAラウンドで300万ドルもの調達に成功した今回のニュースは、韓国のスタートアップ・エコシステムがモバイルを主としたものから、次のフェーズへ移行しようとしていることを物語っている。

向こう十年は実用的なアルツハイマー対策が開発されないだろうと、多くの専門家が予想するなかで、Ybrain のウエアラブル・デバイスは、アルツハイマーの初期段階にある患者や、現在治療を受けている患者にとってメリットをもたらすだろう。

このラウンドをリードした、Stonebridge Capital の Fortune Sohn 氏は、次のようにコメントしている。

アルツハイマーに対する実用的な治療は、2025年までは生まれないだろうというのが、おおかたの専門家の見方だった。Ybbain の世界初のアルツハイマー患者向けデバイスは、素晴らしいソリューションになるだろう。

今回の資金調達を受けて、Ybrain はチームを増員しプロダクト開発に集中する計画だ。Ybrain の CEO ユン・キョンシク(윤경식)氏は、次のようにコメントしている。

Ybrain は、アルツハイマーを治療するヘルスケア・ウエアラブル・デバイスを開発する会社だ。このデバイスは、病気の進行を遅らせる方法に頼っている患者にとって、画期的で新しいソリューションになるだろう。患者や患者の家族にこのソリューションを届けるため、我々はパートナーと密接に協業していくつもりだ。

【原文】

【via BeSuccess】 @beSUCCESSdotcom

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