
スペインの3Dプリンター「Lewihe」が開発されている。クラウドファンディングサイトIndiegogoで支援を募集している。目標額は6万ドルで、現在までに1万ドル超の出資が集まっている。
フィラメントはPLA、ABSのほかに、LAYWOODやFILAFLEXが使用できるのが特徴だ。LAYWOODは木材が原料として使われているフィラメント、そしてFILAFLEXは柔軟性・弾力性をもったフィラメントだ。
スペインのRecreus社が製造販売しているFILAFLEXはゴムに似た素材で、サンダルのクロックスのような靴もプリントすることができるという。
最大造形サイズ185 × 185 × 185 mm、最小積層ピッチ0.05mm、ノズル径0.4mm。プリント速度は150mm/sだが、200mm/sになるようにする予定のようだ。市販されている3Dプリンターの中でも、最速でFILAFLEXをプリントできるそうだ。
重さは8.5kgで、オープンソフトウェア(Slic3r、Repetier、CURA、OctoPrintなど)の利用が可能だ。早期支援者向けの組み立て式キットが499ドル、完成品は995ドルとなる見込み。発送は2014年12月の予定となっている。
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