iQONが「女性誌向けアドネットワーク構想」披露、講談社とは資本業務提携も

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ファッションアプリ「iQON」を運営するVASILYは10月28日、講談社とのスマートフォン分野における資本業務提携を発表した。これに伴い、iQONは講談社発行の「ViVi」を中心とする主要女性誌と連携し、雑誌社の編集コンテンツをiQON内で展開する。なお、iQONに向けて配信されるコンテンツは一部有料となる予定だ。

VASILYと講談社はこれまでにも雑誌コンテンツの親和性やコマース誘導、海外連携などについて協議を重ねてきており、今回の資本提携に結びついた。本件について一部報道機関は今回の資本提携の詳細として、出資額は1億円未満、株式については新株発行ではなく、既存株主からの取得と報じている。

また、この発表と同時にVASILYは先日開始したiQON内でのネイティブ広告をベースにしたアドネットワークの構想も公表している。講談社を始め、他の女性誌出版社のメディアをネットワーク化し、その枠に対してiQONで作成したコラージュ風のクリエイティブを配信する計画だという。

このiQONが開始した広告については先日お知らせした通り、テスト段階で高い獲得パフォーマンスが確認されているという代物だ。一方でネイティブ広告というのはサイトやコンテンツに最適化して初めてその効果を発揮できる。何度も書くが、それが結果として広告とコンテンツの境目をなくし、読者に混乱をもたらすトラブルにつながることもある。もちろんクリック効果は高い。

VASILY代表取締役の金山裕樹氏

VASILY代表取締役の金山裕樹氏にネイティブ広告をアドネットワーク化する構想について聞いてみた。(太字の質問はすべて筆者。文中敬称略)

アドネットワークの前にViViが配信するコンテンツってもうイメージあるんですか?

金山:コンテンツはまだサンプルイメージないんです。ただ、iQONのこれまでの成功にとわわれることなく、何がユーザーに求められているコンテンツなのかを、きちんと検証しながらベストな形を模索したいと思っています。

広告の方は?ネイティブ広告って枠やコンテンツに最適化しているものを指すから、それをアドネットワークに流すのはちょっとイメージが湧かないというか。

金山:ネイティブアドもまだイメージは準備中なんです。でも、配信面はファッション誌のウェブやアプリになるので、そもそもiQONの配信面とかなり近いものになると想定しています。ですので、ファッションサイトのネットワーク化についても、そんなに違和感なくiQONの広告ユニットは馴染んでくれるのではないかと考えてますよ。

なるほど。確かにファッション誌はどれも同じ、というわけではないですが、印象は近いものがありますね。最終調整が楽しみです。ところでこれはスマートフォンのみですか?

金山:(スマートフォン/タブレット等の)スマートデバイス限定です。クライアントも、広告クリエイティブも、オーディエンスも、そういう点で広告効果も期待できるのではと思っています

ありがとうございました。