思い出とケーキを一緒に:アプリと写真でケーキのデコレーションをカスタマイズできるPICTcake

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BAKEは10月2日、デザインカスタムができるケーキの宅配サービス「クリックオンケーキ」をリニューアルし、サービス名を「PICTcake」と変更。さらに、スマホで撮影してケーキのデザインカスタムや注文が行えるiOSアプリもリリースしたと発表した。

2013年に設立したBAKEは、これまでオンラインで通常のケーキと食用プリンタでケーキの表面に食べられる特殊なグラフィック加工を行う「写真ケーキ」を販売していた。実は、BAKE代表取締役の長沼真太郎氏の実家は北海道の老舗の有名宅配ケーキ屋「きのとや」で、実家のケーキを軸に宅配注文を行っているため、味は保証済みだ。また、注文の翌々日には全国どこでも配送できる物流と、ユーザの好きなデザインカスタムができるという点などから、今では年間3万個のケーキを宅配するまでになっていたという。

直近の注文の比率は、90%以上が写真ケーキを占めているというデータを踏まえて、このたびサービスを一新。写真ケーキのみに特化し、ブランド名も写真ケーキの呼称である「PICTcake」とし、ブランドとサービスを一体化させて大きく事業転換を行ったのだ。あわせて、これまでウェブ経由での注文であったが、手軽に注文できるようにスマホアプリの「PICTcake」をリリース。スマホで撮影した記念写真などをその場で注文したりすることができる。

「今まで、写真ケーキというもの自体は古くから存在していましたが、注文する際に写真を店舗に送付したり、写真をスキャンして食用加工を施したり、どの部分の写真を切り取ってケーキに使うかなどの打合せをする必要がありました。そこで、PICTcakeでは写真をクラウドにアップロードし、自由にカスタムできる仕組みを開発。スマホからの利用者も多いという現状を踏まえ、アプリで簡単にカスタマイズできる仕組みで、発注できるようにしました」

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現在、利用者の9割ほどは誕生日などのお祝いの場での利用が多く、今回のリニューアルやアプリによって手軽で便利になったことから、より幅を広げてさまざまなイベントで利用してもらいたいと長沼氏は語る。

今後は、写真のみならずさまざまなキャラクターなどのライセンス契約を結び、デザインカスタマイズができるという強みを活かしてキャラクターケーキを扱うことを考えているという。すでに、サンエックスとライセンス契約を結び、今日からリラックマバースデーケーキを販売している。さらに、17cm×17cm(5-10名用)で4100円、22cm×22cm(10-20名用)で8200円という2つの価格帯がこれまであったが、他にも、パーティ用(50人から100人用)のピクトケーキの開発に着手しているという。結婚式などの大人数に対応したものとなりそうだ。また、そうした大規模なパーティでの利用を図るために、ホテルや旅館などとの提携でホテルなどのサービスの中に組み込むことを狙っている。

「現状は、月商が1700万円を超え、年商ベースでは2億円となりました。出荷個数では、今年は年間3万を越えて4万個程度の発送になりそうです。直近の目標は、年商10億を目指して考えており、写真ケーキ市場やケーキ市場全体のシェアをとりに行けたらと考えています」

お祝いやパーティなどで、お店で注文し、ちょっとしたメッセージを書くのもいいが、こうした写真による思い出や記念をもとにケーキを作ると、パーティの場もまた新しく変わってくる。さらに、ケーキ配達という事業自体がまだまだスマホ対応やスマホで注文できるという仕組み自体も多くはなく、そうしたデジタル化されていない領域を、PICTcakeは入っていこうとしている。

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