Tencent(騰訊)、今後3年でスタートアップ100社を投資以外の方法で支援する計画

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中国で成功しているモバイルスタートアップに朗報がある。Tencent(騰訊)が手を差し伸べたい意向を持っているのだ。モバイルアプリプラットフォームYingyongbao(応用宝)のバージョン5.0のリリースを祝う最近のイベントの中で、同社は「double-hundred(ダブル100)プラン(双百計画)」という計画を発表した。

TencentソーシャルメディアサービスグループのバイスプレジデントであるLin Songtao(林松涛)氏によると、ダブル100プランでは今後3年にわたって、Tencentがオープンプラットフォームを介して100億のユーザ訪問を中国のスタートアップ100社にもたらすという。しかし、対象となるスタートアップの時価総額は1億元(1600万米ドル)以上でなくてはならない。

それらの幸運な企業はTencentから直接金銭的な投資を受けるわけではないが、単なるトラフィック以上の恩恵を受ける。Tencentは100社のスタートアップにユーザ解析や場合によっては無料マーケティングなども含む様々な資源を提供する予定である。多額の資金提供はないとはいえ、条件を満たすスタートアップにとってはかなりよい話のようにみえる。しかしTencentが支援対象のスタートアップからどれだけの見返りを望むのかは明らかではない。

プログラムの詳細は未発表だが、興味のある方は今後の発表にご注目を。

注:ダブル100の名称は、Tencentが選定する100の企業と、選定企業にもたらす100億の訪問数の2つの100を意味する。英語では10億の10倍と書くので「2つの100」と言われてもピンとこないかもしれないが、中国語では100億は1億の100倍と書くので伝わりやすいメッセージなのだ。この名称はまた、2000人の海外の優れた人材の取り込み、開発を掲げた政府の計画にもちなんでいる可能性がある。

【via Tech in Asia】 @TechinAsia
【原文】