人とつながり過ぎな人たちへーーWantedlyが人のつながりを管理する新機能「Sync(シンク)」をリリース

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ビジネスSNS「Wantedly(ウォンテッドリー)」を運営するウォンテッドリーは、本日ビジネスパーソン同士のつながりを整理し、活性化を支援する新機能「Sync(シンク)」をリリースした。

「Sync」は「1万人のつながりをアセットに」というコンセプトの下開発された新機能。この機能を使うとWantedly上で人へのタグ付けやメモを記すことが可能になり、人名や会社名を忘れてしまっても、自ら付与した情報から探し出すことが可能になる。

つながりをアセットに

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「Sync」を利用すると、Wantedly上に存在している人を会社名や役職、学校名など Wantedly プロフィールの情報から検索が可能になり、人の管理やつながりのデータベースとしても活用できる。検索して連絡先を開くと、相手のGmailやFacebookメッセージを開くことができるようになっているため、過去にやりとりをしたことがある相手を探すときにも便利だ。

スタートアップでは頻繁にイベントが開催されるが、そこで知り合った人が誰だったのかを整理しておくことは難しい。「Sync」を使ってイベントで知り合った人をイベント名をタグ付けしておいたり、自分がわかりやすいようにメモを付けておくことで思い出しやすくなる。

ウォンテッドリー株式会社代表取締役CEOの仲 暁子氏は今回の新機能に関して、以下のようにコメントしている。

仲氏「アイデア自体は2年くらい前からずっとあって、ようやく実装できました。日本だと知り合った人たちとFacebookでつながってしまうため、多い人だと1000人以上Facebookでつながっていたりします。

ですが、Facebookは本来友達とコミュニケーションをとることに最適化して開発されています。友達というと普通150人程度。1000人を超えるような多くの人数とのつながりを管理できるようにはなっていないんです。多くの人とつながっているユーザが、そのつながりを管理できるように今回「Sync」をリリースしました」

過去にウォンテッドリーがリリースした連絡帳アプリ「CONTACT」は、幅広いユーザに使ってもらいたいサービスだったという。

今回リリースした「Sync」は、人とつながりすぎて困っているユーザを対象としており、その範囲は狭い。「仕事とプライベートを分けたいという人に使ってもらえたら」と仲氏は語る。

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Wantedlyの今後

Wantedlyは少しずつ変化してきているが、Wantedly上で可能なことは大きく「マッチング」と「つながりの整理と活用」の2つに分かれるという。マッチングだけでは転職を検討しているユーザが主な対象となってしまうため、後者のつながりの整理と活用の面も強化していく、と仲氏は語る。

仲氏「今後も、ウォンテッドリーのコアバリューに近い領域で機能追加などを実施していく予定です。機能追加以外にも、仕事を面白くしていくことにつながることであれば、長期的には教育とかもあり得るかもしれません」

ウォンテッドリーのコアバリューとは、「お金よりもやりがいを大切に」という思想と「キャリアプロフィールのデータベース」だ。現在、MAUが60万人以上となっているWantedlyは、キャリアのプロフィールが蓄積されたデータベースとしても捉えられる。これまでにもデータベースとして使いやすくするための機能はリリースされていたが、チームや担当者が毎回異なっていた。

仲氏「機能としては存在していたものの、メインの機能ではなかったため、それほど目立たず、開発者も異なっていたため統一感がありませんでした。最近、新たにSNSチームを組成し、そのチームの最初のプロジェクトが今回の新機能「Sync」です。今後もSNSチームには色々な開発を行ってもらう予定です」

今後、「Sync」はアプリを出すことも検討しているという。マッチング以外の側面での利用が増えると、ユーザがWantedlyを訪問する頻度も変わってくる。Wantedlyの今後がどうなってくのか、楽しみだ。