「話を聞きたい」ボタンを企業サイトに設置ーー仕事のインフラ化を目指すWantedlyが発表した3つのキーワード #wantedly_award

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ウォンテッドリー代表取締役CEO 仲 暁子氏
ウォンテッドリー代表取締役CEO 仲 暁子氏

先日、日本経済新聞との資本業務提携を結んだウォンテッドリーが、本日「Wantedly Award」を開催した。同イベントは採用に関するプロフェッショナルによるトークイベントや基調講演に加えて、ウォンテッドリーのビジョンや今後の展開についても語られた。

ウォンテッドリー代表取締役CEOの仲 暁子氏は、事業戦略の説明において「働くすべての人のインフラを目指します」とウォンテッドリーの今後の展開についてコメント。

インフラ化するというのは、一体どういうことを指すのか。インフラ化に向けて、仲氏の口からは「オープン」「コネクト」「クリエイト」の3つの軸が語られた。

オープン

まず「オープン」については、外部サービスとの連携を挙げ、第一弾としてAPIの解放を発表した。開始のタイミングに提携するパートナーとして発表されたのは、サイバーエージェント、Yahoo!、DeNA、クックパッドの4社。

これらの企業の採用ページに、「話を聞きに行きたいボタン」「会社フィードボックス」が追加される。これらの機能によって、Wantedly上で可能になっていたアクションを、各企業の採用ページ上で行うことが可能になる。

今後、外部パートナーは増やしていく予定だという。この機能はウェブ版から提供を開始し、順次モバイルにも対応していくという。

コネクト

「コネクト」に関して挙げられたのは、今年の4月にリリースされた「Sync」だ。同機能のリリース時における取材でも仲氏が語っていたことだが、今後、Wantedlyは仕事のマッチングだけではなく、人と人のつながりの整理と活用の面も強化していく。

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クリエイト

「オープン」、「コネクト」ときて、最後に挙げられたのが「クリエイト」だ。オープン化し、つながりを強化したWantedlyというサービスをどう活用していけばいいのだろうか。

仲氏「Wantedlyでつながり、ここで生まれたつながりで何か新しいものが生まれるような「創造のSNS」にしていきたいと考えています。今年の夏には新しくWantedly上でつながった人が、一緒にプロジェクトを始められるようにするためのコラボレーションツールを提供する予定です」

ウォンテッドリーの軸は創業時の「シゴトでココロオドル人を増やす」というビジョンから変わらない。今後は、仕事にやりがいを感じられる人をさらに増やすため、仕事に関するインフラとなるべくサービスを展開していく。

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