「Wantedly」が会社の日々の様子を投稿できる新機能を追加、よりユーザと企業がつながりやすく

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本日、Wantedlyが新たな機能をリリースした。Wantedlyに登録している企業が、会社のページに日々の業務の様子やニュースリリースを投稿できる「会社フィード」だ。

新しく追加された「会社フィード」機能を利用すれば、企業は日々の社員の活動やニュースリリース等をフォローしてくれたユーザに届けることができる他、フォローしてくれているユーザのプロフィールを閲覧することが可能になる。

Wantedlyは現在、約3500社が登録しており、約10万人のユーザが登録している。月間約30万人の訪問があるとのことだが、この新機能の追加により月間の訪問者数はさらに増加しそうだ。

自社を魅力ある職場として見せる活動、「エンプロイヤーブランディング」の注目度は世界的に高まってきている。魅力的な人材を雇用するためには、日常的に会社の情報を発信していく必要がある。

Wantedlyの新しい機能は、エンプロイヤーブランディングをしつつ、さらにそこから自社に関心がある潜在就職候補者を把握することが可能になる。この潜在的な候補者を把握できるという点が、Facebookページなどとは異なる点だ。

ユーザは企業をフォローし、気になる企業の情報を受け取ることができる。WantedlyのiOSアプリをインストールしていると、フォロー中の企業が新規募集を出した際にプッシュ通知を受け取ることができるようになる。

新機能の開発をリードしたのはWantedlyエンジニアの今井貴之氏。今井氏は、新機能に関して以下のようにコメントしている。

今井氏「外からはなかなか見えない中のことを、社員の人自身が発信するためのものとして活用してもらえればと思っています。新人研修や誕生日パーティなどの社内イベントの様子を投稿したり、開発が完了したことを共有するなど、自由に発信してもらいたいと思います。

Wantedlyのアカウントがあれば投稿が可能となっています。β版はウェブからの投稿のみとなっていますが、今後アプリ上からも投稿できるようにということも考えています。このあたりはフィードバックをもらいつつ改善していきたいと思っています。今後、ユーザと企業がより交流できるように力をいれていきます。」

募集をかけている時期だけが採用活動ではない。常に潜在的に従業員候補者へのアプローチを考えておく必要がある。今回、Wantedlyに追加された新機能はユーザと会社の関係をこれまで以上に近いものにするのに役立つのではないだろうか。

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