Didi Kuaidi(滴滴快的)、1日平均のべ100万台以上の利用で中国の空気清浄化に貢献と主張

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Starting block via Flickr by Carlos ZGZ
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中国の大手配車サービスDidi Kuaidi(嘀嘀快的)は本日(原文掲載日:1月21日)、自社サービスにより国内の個人所有車での乗車数を1日平均114万台、二酸化炭素排出量を1,350万トン超削減したという。そのサービスとは、Didiアプリで使用できる相乗りオプションのことだ。

数値は、中国においてUber最大のライバルである Didi Kuaidi が本日発表した第三者調査会社との共同レポートによる。

調査結果によると、「インターネットに基づく交通機関ソリューションは、都市の交通機関管理において拡大している交通渋滞を事実上緩和し、環境への悪影響も効果的に削減している」という。

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同社はAQI(空気質指数)が500前後の深刻な汚染レベルに値する「危険」レベルと分類された場合は、車での通勤需要は減少すると付け足した。

Didiのデータによると、昨年(2015年11月8日~12月8日)北京で最も汚染のひどかった期間は、車での通勤需要は平日2.4%、週末は9.9%減少した。祝祭日のレジャーは13.6%、観光地や公園の訪問者数は22.5%減少した。

同時に、病院へ行った車数は劇的に増加した。外来患者数は8.8%増加し、そのほとんどは小児患者であった

…とレポートに書かれている。

空気清浄化

中国の都市化が急速に進み、製造業や石炭火力発電所に依存している中国経済は、特に同国北部及び北京周辺において恐ろしいレベルの汚染を引き起こしている。Greenpeace の報告によると、中国の空気は2015年に少しきれいになったというが、最近の調査では、80%の都市はいまだ国の大気環境基準を満たすことができないでいる。

Beijing via Flickr by LWYang
Beijing via Flickr by LWYang

Didi Kuaidi は数値の中でもとりわけ、タクシー配車市場における同社占有率は99%であり(Uberは同類のサービスを展開していない)、Uber X 及び UberBlack と真っ向から競争する私用車配車市場は11月の83%から87%に上昇したとしている。

Uber は Didi の主張を強く否定しており、今週初め、中国の私用車配車市場で35%を占めていると発言した。

交通渋滞がもたらす影響

China Urban Smart Transportation Report 2015(知道-中国智能出行2015大数据報告)において、Didi Kuaidi は同社の相乗りオプションが5億1,000万リットル分ものガソリンを節約したとしている。

しかし、Uber といったライバルアプリも同様に Didi Kuaidi の大半の利用者は1人で乗車しているので、環境に優しいという主張は不確かである。乗車アプリの公共交通機関への影響を網羅した詳細なレポートが中国で全く作成されていないことや、もしかすると道路に車の数をさらに増やしてしまう可能性もある一方で、ニューヨークで近日発表予定の調査によると、Uber と Lyft は都市の交通渋滞の責任から免れるようだ。ニューヨーク市議会が実施した4ヶ月に及ぶプロジェクトの調査結果によると、世界中のオンデマンド配車アプリはこれらの問題を解決しており、交通渋滞を悪化させていないと言及しているからだ。

Didi は、北京の人々は交通渋滞と道路の遅れによって年間平均7,972元(1,210米ドル)の経済損失に直面しているという。

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Didi のレポートは Watching Media 及び First Finance Commercial Data Research Center(第一財経商業数据研究中心)と共同で作成された。

【via Tech in Asia】 @TechinAsia

【原文】

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