会議室シェアサービス「スペイシー」が500 Startups Japanから資金調達、共同で「Startup Garage」を開始

SHARE:
スペイシー と 500 Startups Japan の皆さん
スペイシー と 500 Startups Japan の皆さん

会議室買取サービス駐車場空きスペースのマッチングなど、本媒体でも幾度にわたり取材してきた「スペイシー」。1時間500円から駅近くの会議室を借りられる利便性が買われ、2013年のリリースから累計利用者数は22万人を突破しています。

そんなスペイシーが、500 Startups Japan から第三者割り当て増資による資金調達の実施を発表しました。調達額は非公開です。500 Startups Japan は、シリコンバレーを拠点とするアクセラレーター 500 Startupsの日本向けファンドとして2015年に立ち上がったばかり。スペイシーへの出資は、日本向けファンドにとって国内初の案件です。

今回調達した資金は、掲載物件獲得のためのプロモーション、物件掲載後の利用促進を促すための屋外広告、その他 機能開発などのために活用されます。新たに開発に着手する機能には、ポイント機能やサイト内のメッセージ機能、また今年1月にリリースした Android アプリの機能強化にも取り組んでいきます。

今後、海外市場への展開を見据えるスペイシーにとって、500 Startups とのパートナーシップは人材採用や各種提携など様々な側面で役立つことが期待されます。また、両社の共同企画として始まるのが、「Startup Garage」です。

シード段階のスタートアップにオフィス環境を無料で提供する「シェアビジネススペース」。スタートアップは、日中はスペイシーが提供するオフィスを仕事場にし、夜間や休日にそれを会議室として貸し出すことで家賃が浮く仕組み。創業時のスペイシーが、その代々木のオフィスで実際に実施していた形です。

「当時、13万円程度の家賃をこの手法でまるまる浮かせることができていました。浮いた分の費用を開発などに投下できたことが、サービスを成長させるのに大きく役立ちました。同じ経験をたくさんのスタートアップに積んでいただき、オフィス賃料という固定費を圧縮することが可能になります」(スペイシー COO 征矢貴彦さん)

Startup Garageでは、オフィス環境の貸し出しにとどまらず、ベンチャーキャピタルや国内企業とのネットワークづくりを後押ししたり、同時に500 Starupsによる投資やメンターなどの提供も行われる予定です。将来的には、スタートアップが企業の空いた会議室をストックオプションを対価に借りたり、インキュベートすることで企業のオープンイノベーションを育むような環境も構想しています。

Startup Garageへの参加募集は、早ければ来週くらいにスタートするとのこと。年内で、最大数十組のスタートアップの支援を目指します。

----------[AD]----------