ストック素材プラットフォームのMotionElementsがver.2を公開——サンプルコンテンツのアップロードで、欲しい動画・写真・音楽を人工知能がレコメンド

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シンガポールを拠点に、ストック素材のマーケットプレイスを展開する MotionElements(モーションエレメンツ) は11日、同社のサービス「MotionElements」を大幅バージョンアップし、サンプルとなる画像や動画をドラッグ&ドロップするだけで、意としたストック素材を検索できる機能「ビジュアルサーチ」「オーディオサーチ」の機能を公開した。

一般的なストック素材サービスでは、素材を検索する際にキーワードや被写体の名称、撮影者名やタイトルなどを文字で入力することが多いが、MotionElements では人工知能と機械学習の技術により、素材を求めるユーザが参考になる画像や音声をファイルでアップロードすることで、そのコンテキストにあった素材の選択肢を提示する。ユーザはキーワードで伝えづらい素材が検索しやすくなるだけでなく、第三者が権利を保有する素材を参考にして、MotionElements 上で同じようなイメージのロイヤルティフリー素材を探しやすくなるので、オウンドメディアやコンテンツマーケティングを行う企業にとっては、便利な機能と言えるだろう。

MotionElements では、ビジュアルサーチとオーディオサーチについてのウェビナーを、日本時間の7月19日(火)16時〜16時半に開催予定。参加はここから申し込むことができる。

MotionElements は2010年の設立。昨年8月には、KK Fund がリードするプレシリーズAラウンドで、KK Fund のほか、インキュベイトファンドと500 Startupsから金額非開示の資金調達を実施。今年の5月には、コンテンツクリエイターからのコンテンツ素材登録数が100万件を超えたことを明らかにしている。

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