コマースのBASEが最短1営業日での入金に対応、ネット店舗をより実店舗に近づける「振込申請プラス」開始

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インスタントにコマースを開設できるBASEは8月1日、店舗への売上入金サイクルを短縮するサービス「振込申請プラスApp」を提供すると発表した。このプラグインを使うと通常10営業日だった売上振込のサイクルが1営業日にまで短縮される。

振込申請プラスAppはBASEのプラグインストア「BASE App」内にて利用中の店舗に提供され、利用には審査があり、月額980円と振込手数料が必要になる。また、予め店舗運営者側で設定した締め日の翌日に入金振込するなどの定期振込にも対応しており、店舗の資金繰りによりよい環境を提供できるとしている。

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特に小規模事業者にとっては嬉しいサービスではないだろうか。実店舗と一緒にネットショップを運営しているような事業者にとっては、ほぼ実店舗と同じ形で売上管理ができることのメリットは大きい。売上をそのまま次の仕入れに使うことができるので、軽く回す分には使い勝手が良さそうだ。

小規模事業者が増えたことで入金サイクルを短くするニーズが増えたことは想像できるが、では、なぜこれまで他の事業者はこのようなサービスを提供してこなかったのだろうか?BASE代表取締役の鶴岡裕太氏に聞いたところこのように答えてくれた。

「ネットショップと実店舗の最大の違いは入金サイクルなのでそこを劇的に縮めたかったんです。ネットショップの場合、30日から60日で振り込まれるパターンが多いのですが、これはそのコマース事業者のキャッシュフローに無理が生じるからというのが大きく、例えばクレジットカードでものを買ったとして、引き落とされるのは次の月ですから、それがカード会社、決済代行会社、加盟店まで落ちてくるのに時間がかかるんですね」(鶴岡氏)。

鶴岡氏の説明では、キャッシュフローに余裕のある決済代行事業者では2営業日での振込などを可能にしているところもあるそうだ。今回のBASEの場合、決済代行で協力関係にあるソニーペイメントサービスと協力して今回のショートサイクルを実現しているのだという。

仮に全店舗がこの翌日振込を申し込んだ場合はさすがに厳しくなるのだそうだが、ある程度の予測値で実現可能と判断しているということだった。

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