
2億人以上のユーザを擁するメッセージアプリ「LINE」は今日(原文掲載日:9月29日)、別のソーシャルアプリである「SNOW(スノー)」への出資を発表した。この出資を通じ、LINE は、面白ライブフィルターが使える Snapchat 風アプリ SNOW の25%の株式を取得する。
SNOW は、LINE と同じく、主にアジアで人気のあるアプリだ。
この出資において妙なのは(出資内容の詳細は明らかになっていないが)、LINE も SNOW も、韓国の Naver という同じ親会社の傘下にあるということだ。SNOW は Naver からスピンオフした Camp Mobile という企業が運営しており、一方、LINE の株式の80%は Naver が有している。つまり、同じ同族企業の中で資金をやりとりしたことになる。
Facebook とその2つのメッセージアプリがライバルを打ち負かす中、90億ドルを超えるバリューエーションで7月に IPO した LINE は、その成長の持続に苦労している。昨年、LINE が獲得した新ユーザは1,000万人にとどまっている。
【via Tech in Asia】 @TechinAsia
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