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2018年、電動スクーターシェアリングはどのように社会に浸透したか?

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2017年がドックレスなバイクシェアリングの年であったとするならば、2018年はテックを活用したパーソナルモビリティのスタートアップにとってまったく新しい時代に突入した年であった。 昨年一年間を通して、中国のバイクシェアリング企業 Ofo(小黄車)と Mobike(摩拜単車)は正気とは思えない額の資金を調達して急成長中の市場に先を争って参入し、世界中の都市に手付けとして明るい色の自転車を設置した。…

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これは Bird だろうか? 電動スクーターのスタートアップがヨーロッパでローンチする。

2017年がドックレスなバイクシェアリングの年であったとするならば、2018年はテックを活用したパーソナルモビリティのスタートアップにとってまったく新しい時代に突入した年であった。

昨年一年間を通して、中国のバイクシェアリング企業 Ofo(小黄車)と Mobike(摩拜単車)は正気とは思えない額資金調達して急成長中の市場に先を争って参入し、世界中の都市に手付けとして明るい色の自転車を設置した。

時は流れて2018年、状況はあまり「明るい」ものではない。Ofo は破産と隣り合わせであり、Mobike は器物破損データ機密性の厳密な調査という困難を抱えている。ではドックレスのバイクシェアリングは消えてしまったのかと言えばそんなことはまったくなく、新たな市場への参入にはより慎重なアプローチが必要となったというだけのことである。長期的な成功のためには、できるだけ大量の自転車を都市に押し付ける勝負をライバルとするよりも、むしろ都市と協力することが必要不可欠となるだろう。

しかし2018年はパーソナルモビリティ界隈では著しい発展があった。さらなるフォームファクター、統合、インフラの発展が見られ、そして投資がそれに続いた。大きなトレンドの1つは電動の移動手段への移行だったが、特に焦点が当たっていたのは電動スクーターであった。

どの企業がどこでどういうサービスを提供しているのかを逐一チェックするのは実際困難であるため、ここではパーソナルモビリティ産業におけるいくつかの発展を簡単に振り返ってみたい。一目で分かるのは、命名に関しては4文字が人気ということだ。「Lime」「Bird」「Spin」「Jump」「Skip」というふうに。

Lime の時代

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Lime-E

サンフランシスコを拠点とする LimeBike は今年、電動スクーターへの進出を強調すべく「Lime」としてブランドを刷新した。また一方では電動自転車も手札に加えカーシェアリングにも手を伸ばしている。これらすべてを支えるのは Uber や Alphabet の VC 部門である GV を含む大手から新たに調達した4億米ドルを超える資金である。

他の場所では、サンタモニカの Bird も電動スクーターのレンタルサービスを拡大すべく今年4億米ドル前後を調達し、現在ヨーロッパの多くの都市でビジネスを開始している

サンフランシスコの e スクーターのスタートアップ Spin が調達したのは800万米ドルという控え目な額であり、しかも昨年のことであった。だがこの少額の投資がおそらく理由となり、突然現れた Ford が先月同社を1億米ドルとされる額で買収した

東海岸ではニューヨークを拠点とする Jump Bikes が1月にペダルアシストの電動自転車を発展させるために1,000万米ドルを手に入れたが、その後4月に Uber が声をかけてそのままこのスタートアップを買収した。Uber の管理の下で Jump はその社名から「Bikes」を外し電動スクーターに進出したが、2018年の Jump の拡大で最も注目すべき点は、インフラへの投資の動きである。

Ofo や Mobike が取り組んでいるドックレスのバイクシェアリングとは違い、電動の移動手段は充電を必要とし、サービスを管理する上で障害が増えることにつながる。そのため Uber は1,000万米ドルの基金を含む幅広い持続可能なモビリティ推進の一環として、市場の1つに Jump の電動自転車充電ステーションをローンチした

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Jump の充電ステーション
Image Credit: Jump

Uber の CEO である Dara Khosrowshahi 氏はかつてこう述べていた。

前世紀において自動車の個人所有がモビリティに根源的なインパクトを与えたように、新たな形の移動手段はまた別の変革に拍車をかけていますし、そこには新たな困難とチャンスがあります。今日私たちは変曲点にいます。官と民が協力し、人々が移動するためのよりスマートで安全で、そして効率的な方法を共に作る必要がある時です。

今週(12月第4週)、Uber は Jump の e 自転車を大きくアップグレードするということも発表した。スマートフォンホルダー、QR コードによる簡単な解錠、そして交換可能なバッテリーなどである。これによって、チームを組んだスタッフが人力で電池切れの自転車を回収し充電所で充電する必要がなくなり、その場で数分のうちにバッテリーを交換できるようになる。

アメリカのライドシェアリングにおける Uber の大きなライバルにも注目しておくべきだろう。7月に Lyft はブルックリンを拠点とする Motivate を買収し、バイクシェアリングをサービスに加えたが、電動スクーターに進出するには時期が遅すぎた。

ラストマイル

これまで述べてきた企業はすべて同じ目標を持っている。それは都市中心部の交通インフラにおける、いわゆる「ラストマイル」の隙間を埋めることだ。バス停や駅への行き帰り、言い換えれば、機動力のある移動手段がより役に立つ2地点間である。

Lyft の共同設立者 John Zimmer 氏は同社の拡大の際にこう述べていた

Lyft アプリは何を重視するかという点で、またファーストマイルとラストマイルを埋める能力において、ユニークなものとなります。間もなく、リアルタイムの乗り換え情報を入手して複数の経路の計画を立てることができるようになり、そして乗り換え地点やライドシェアリングを拾える地点まで Lyft の自転車やスクーターで行くことができるようになります。

このトレンドはアメリカ企業に限ったものではない。ヨーロッパにおいても、オランダのスタートアップ Dott は丈夫な電動スクーターや自転車で先週(12月第3週)2,300万米ドルを調達した。またスウェーデンの Voi は最近、電動スクーターをヨーロッパ中の都市に拡大し続けるために5,000万米ドルという大金を調達した。同社のセールスピッチには現地当局と緊密に連携していくということも含まれている。つまり、Ofo や Mobike がやってしまったように当局や市民を怒らせたりはしないということだ。

Voi の CEO である Fredrik Hjelm 氏はこう指摘する。

スカンジナビア半島の、そしてヨーロッパの企業として、弊社のアプローチは対話と透明性に基づいています。ビジネスを行うために都市の道路やインフラを使用することは、当該都市の全面的な協力や支援がなければ不可能であると、弊社は固く信じています。

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Voi の電動スクーター
Image Credit: Elliot Nyhlin

電動スケートボードについても忘れないようにしよう。

2012年に設立されマウンテンビューを拠点とする Boosted は幅広い e スケートボードをローンチしてきた。だが12月20日、Boosted は「新たなフォームファクター」への進出のために6,000万米ドルを調達したと発表した。同社が追及する新たな製品がどういうものなのか概要は語られなかったが、賭け事が好きな人なら有り金を電動スクーターに賭けるだろう。実際、Boosted の電動スケートボードのライバルである Inboard が先月電動スクーターへの進出を公式に発表したばかりである。

余談になるが、Boosted の前 CEO 兼共同設立者の Sanjay Dastoor 氏は昨年同社を去り、Skip という e スクーターのスタートアップをローンチした。Skip は今夏にエクイティラウンドで獲得した2,500万米ドルに加えて、最近デットラウンドで1億米ドルを調達した

世界はスクーターに覆われつつあるようだ。

曖昧になる境界線

2019年という年も交通系アプリの世界でいくつか興味深い発展が見られると予想されるが、これは官と民の交通手段を分ける境界線を、技術が曖昧にし始めているのではないかということを強調するものだ。

人気の都市乗り換えアプリ Citymapper はロンドンで独自の交通サービスをローンチした。これは Smart Ride と呼ばれ、同社が持つ大量の都市のモビリティデータを活用してユーザが都市の中をどう移動しているのかを観察し、そしてより便利な公共交通手段はどれかを見極めるものである。前の年に同社は最初の商業バスサービスをローンチすることでその基盤を築いたが、ロンドンのバス規制ではリアルタイムデータに基づいて経路を変更することができなかった。規制を迂回するため、代わりに Citymapper は法的にはバスと見なされない小さめの8人乗り自動車に注力した。バスと同じように決まったネットワークと専用の停留所で運用されるが、Citymapper データが要求すればそこから逸脱する自由もあるというものだ。一方、乗り方はバスとは違い、Citymapper アプリを通じてタクシーのように席を予約することができる。

この仕組みもトレンドの一部である。

2017年に Lyft が固定経路と運賃の Lyft Shuttle サービスでバスを事実上再発明した際は嘲笑を受けていた。その1年後、Uber は既存の UberPool ライドシェアリングサービスと似た Uber Express Pool をローンチしたが、既存サービスとの違いは Express Pool は正確なドアツードアのサービスを提供しないという点であった。代わりに Uber は多くの人がライドシェアリングを求める場所の近くを通るベストなルートを割り出した。つまり、乗車するために数ブロック歩かなければならない人もいるかもしれないということだ。バスとタクシーの中間のようなものである。

現在 Uber アプリは自動車以外にも自転車や e スクーターを含めた移動手段のオプションを提供している。Citymapper も自転車やスクーターをアプリに加えている。つまり、今ではユーザは A 地点から B 地点への最適経路をより多くの選択肢から選ぶことができるのだ。バスや鉄道、徒歩、そしてスクーターを組み合わせたものが最適条件ということもあるかもしれない。

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Citymapper:ロンドン

2019年は?

どんな業界でも何が盛り上がっているのか知りたければ、金の流れをチェックすべきだ。2018年は e 自転車や e スクーターの企業に対する大きな投資がいくつかあった。この流れは2019年以降にいくつかの主要な市場への展開や拡大で最高潮に達するだろう。今年はほんのウォームアップに過ぎない。

しかしながら、これほど多数の企業が同じ顧客を奪い合う中では、おそらく大きな合併も起こるのではないかと思われる。すでに Uber はラストマイルの目標を加速させるために e スクーターのスタートアップを探しているという報告もある。もし来年のパーソナルモビリティ業界で合併や買収が多発しても、驚くべきことではないだろう。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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バイクシェアリングOfo(小黄車)CEOのDai Wei(戴威)氏、債務不履行で中国政府のブラックリスト入り

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中国の自転車レンタル会社 ofo(小黄車)CEO の Dai Wei(戴威)氏が支払義務を履行していないとして、政府のブラックリストに掲載された。これにより同氏は、高級品の購入ができなくなるほか、一等車での電車移動や飛行機の搭乗など高級サービスが受けられなくなる。 さらに、ofo 社自体もブラックリストに掲載された。この命令が下されたのは12月4日だが、中国系メディアによって取り上げられたのは20…

ofo(小黄車)設立者兼 CEO の Dai Wei(戴威)氏
Image credit: ofo(小黄車)

中国の自転車レンタル会社 ofo(小黄車)CEO の Dai Wei(戴威)氏が支払義務を履行していないとして、政府のブラックリストに掲載された。これにより同氏は、高級品の購入ができなくなるほか、一等車での電車移動や飛行機の搭乗など高級サービスが受けられなくなる。

さらに、ofo 社自体もブラックリストに掲載された。この命令が下されたのは12月4日だが、中国系メディアによって取り上げられたのは20日だった。

不動産の形式を持つものの購入にも制限がかかる今回の命令は、ofo 創業者および同社に対する打撃としては最新のものとなる。同社はここ最近、事業の低迷が続いており、資金繰りが悪化する中で外国事業を大幅に削減するなどの対応を迫られていた。

ここ数日、ユーザが北京にある同社オフィスやアプリになだれ込み、保証金の返還を求めている。北京にある海淀区裁判所の判決では、支出制限命令の詳細が示されている。Dai 氏は、リスト化されている「過度な支出」に関与する前に、裁判所の事前承認が必要になる。

これには、「子弟の私立学校入学、特定の種類の保険・資産管理商品の買い入れ、自動車の購入」が含まれる。休暇での旅行のために飛行機や鉄道を使ったビジネスクラスでの移動、不動産の購入、既存施設の高価なリフォームも制限される。

このニュースに対して一部の中国系メディアは、ブラックリストに掲載されても、Dai 氏が国外に移動するのを阻止できないとすぐさま報じた。本人の意思次第で、外国に逃れられる可能性があるのだ。判決によると、Dai 氏はマンションや高級オフィスの賃貸のほか、ホテル、クラブ、ゴルフコースでの贅沢な支出もできなくなる。19日午後の時点で、ofo に預かり金の返還を求める人が1,100万人を超えた

ユーザの @FrankyZhai は Weibo(微博)に次のようにつぶやいた。

このニュースからすると、保証金を取り戻せるチャンスはもうないのかもしれない。

大企業の CEO でブラックリストに掲載されたのは、Dai 氏が初めてではない。2017年12月には、Le.com(楽視、旧称:LeEco)の元社長で電気自動車企業 Faraday Future(FF、人才薈萃の共同設立者である  Jia Yueting(賈躍亭)氏が債務不履行のブラックリストに掲載された。

その半年後、同氏は1年にわたり「高級品」の購入や航空機・高速鉄道での旅行が禁じられた。Le.com の債務支払いに責任があるとする裁判所の命令に彼は従わなかった。2017年の終盤にアメリカに逃避したからだ。

【原文】

【via Technode】

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中国のバイクシェアリングのOfo(小黄車)に、預かり金返金を求めユーザ1,000万人以上が殺到

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中国の自転車レンタル会社 ofo(小黄車)は1,000万人以上のユーザから預かり金の返金を求められており、おそらく総額で10億人民元(約161億円)以上を支払うことになりそうだ。 ある ofo のユーザは17日、返金待ちリストの1,000万1人目に入っていることを知らせる Weibo(微博)のスクリーンショットを投稿した。そしてこのスクリーンショットが、中国メディアの AllWeather TMT…

ofo(小黄車)設立者兼 CEO の Dai Wei(戴威)氏
Image credit: ofo(小黄車)

中国の自転車レンタル会社 ofo(小黄車)は1,000万人以上のユーザから預かり金の返金を求められており、おそらく総額で10億人民元(約161億円)以上を支払うことになりそうだ。

19日4時現在、1,100万人以上のユーザが返金を申し込んでいる。
Image credit: Weibo(微博)ユーザの森森是大森林的森

ある ofo のユーザは17日、返金待ちリストの1,000万1人目に入っていることを知らせる Weibo(微博)のスクリーンショットを投稿した。そしてこのスクリーンショットが、中国メディアの AllWeather TMT(全天候科技)に取り上げられた。19日午後4時現在(中国時間)、1,100万人以上の人々が返金を求めている。Ofo のスポークスマンは TechNode に対し、何件の返金要望が来ているかの確認を断った。

利用者の預かり金は99人民元(約1,600円)か199人民元(約3,200円)で、アーリーアダプターユーザは99人民元だった。しかし同社は今年、すべてのユーザの預かり金を199ドルに引き上げた。すべてのユーザが99人民元の返金を要求したとして、ofo の支払総額は10億人民元となる。

一括請求の呼びかけにより、多くのユーザが返金を求め ofo の本社に押しかけ、18日には100人以上がオフィス外に並んだ。彼らは銀行情報など個人情報を残すように求められ、3日以内に返金を受ける旨の約束をした。ofo は緊急声明を発表し、オンラインでもオフラインでも、すべての返金申込は順番に回収し処理すると述べた。

「本社前で待っても、オンラインで申し込んでも、(返金の順序に)違いはない。」

ユーザらはその後、オンライン返金待ちで自分の順番を更新し始め、そのスクリーンショットを Weibo に投稿するようになった。

預かり金の返金に要する日数が10日間から15日間に伸びたものの、同社は先月、預かり金返金システムが正常に運用されていると語った。同社はまた、預かり金無しでサービスを受けられるよう、オンライン貸金の PPMoney に預かり金99人民元を送金するよう促していた。のちに、ofo はこの提携関係から退いている。その後、ユーザ複数は ofo のアプリから預かり金を引き出せない問題を報告していた。同社はこの申告を否定している。

【原文】

【via Technode】

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Ofo(小黄車)、Didi Chuxing(滴滴出行)とAnt Financial(螞蟻金融)がリードする新たな資金調達ラウンドを完了したとの噂

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中国のバイクシェアリング企業 Ofo(小黄車)は、Ant Financial(螞蟻金融)と Didi Chuxing(滴滴出行)がリードする数億ドル規模の E2-2 ラウンドを完了させ資金を調達したと言われている。中国の事情通の言葉を引用して 36Kr(36気)が伝えた。参加した投資家は Ant Financial と Didi だけなのかどうかは明確にされていない。 TechNode(動点科技)…

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中国のバイクシェアリング企業 Ofo(小黄車)は、Ant Financial(螞蟻金融)と Didi Chuxing(滴滴出行)がリードする数億ドル規模の E2-2 ラウンドを完了させ資金を調達したと言われている。中国の事情通の言葉を引用して 36Kr(36気)が伝えた。参加した投資家は Ant Financial と Didi だけなのかどうかは明確にされていない。

TechNode(動点科技)は Ofo に接触を図ったが、本稿公開時点(原文掲載日:9月5日)では返事を受け取っていない。中国の現地メディアもこのニュースに関して公式な発表はされていないと報じている。

この噂が出てきたのは、Ofo が財政難の中でいくつかの世界的な市場から撤退した後、配車サービス大手の Didi が同社を買収するのではという噂が再燃していた最中のことだった。

最後まで戦うのが嫌なら、今すぐ会社を去っていただいて結構です。

今年5月の社内カンファレンスで Ofo の CEO である Dai Wei(戴威)氏はこう述べた。Ofo は独立していなければならないと Dai 氏はかねてから主張しており、Didi による買収の噂は虚偽であると断言していた。8月には共同設立者の Yu Xin 氏も同様に述べた。

しかしながら、Dai 氏 は他の Ofo の古参メンバーと共にブロックチェーンプロジェクトを検討しているとの噂もあり、同氏がバイクシェアリングビジネスへの希望を半ば諦めているという兆候ではないかとも言われている。Dai 氏は、国内最大の仮想通貨長者の1人であり TRON 設立者でもある Justin Sun(孫宇晨)氏とつながりがあることで知られている。

Ofoは買収の噂を繰り返し否定しているが、収入を増大させるためのあらゆる機会を粛々と掴もうとしている。8月22日には、プラットフォームのアプリに5秒間の広告を表示する商業用広告スキームを始めた。

シェアリングエコノミーと運輸市場は Ofo のマネジメントを批判してきた。同社は3月に、これも Alibaba(阿里巴巴)がリードする8億6,600万米ドル相当の資金を調達する E2-1 ラウンドを完了させた。それにもかかわらず、Ofo 破産の噂は拡大している。

8月31日、中国の著名な自転車メーカー Shanghai Phoenix Bicycle(上海鳳凰自行車)は6,820万人民元(約11億円)の代金支払いを求めて Ofo を訴えた。Ofo の別のパートナーでありスマートロジスティクスのソリューションを提供している Yunniao Technology(雲鳥科技)は、およそ1億1,000万人民元(約180億円)とも言われる額の支払いの延滞について、厳しい話し合いを行っている。

Ofo は会社全体で従業員を解雇していると、現地のメディアが9月4日に伝えた。

Ofo の主なライバルである Mobike(摩拜単車)は今年の4月に Meituan-Dianping(美団-大衆点評)に買収された。同社はデポジットなしで利用できるようにすることで、Ofo に狙いを定めていた。また別のライバルであり小さめの都市に力を入れているバイクシェアリング企業Hellobike(哈羅単車)も同様のサービスを提供している。

【原文】

【via Technode】

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バイクシェアリング戦争(後編):中国の小都市で、Hellobike(哈羅単車)はこうしてMobike(摩拜単車)とOfo(小黄車)を打ち負かしている

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(前編からの続き) 中国におけるバイクシェアリング戦争はまだまだ終わらない。市場は2017年から2019年の間に新たに1億6,700万人の新たなユーザを加え、顧客数は3億7,600万人に上ると予測されており、その成長は北京や上海、広州、深圳といった1級都市以外の場所で起こるとされている。 業界大手の Mobike(摩拜単車)と Ofo(小黄車)は小規模都市へと積極的に進出しているが、業界3位の H…

2級都市である杭州でみられる、Mobike(摩拜単車)、Ofo(小黄車)、Hellobike(哈羅単車)の自転車
Image credit: Tech in Asia

前編からの続き)

中国におけるバイクシェアリング戦争はまだまだ終わらない。市場は2017年から2019年の間に新たに1億6,700万人の新たなユーザを加え、顧客数は3億7,600万人に上ると予測されており、その成長は北京や上海、広州、深圳といった1級都市以外の場所で起こるとされている。

業界大手の Mobike(摩拜単車)と Ofo(小黄車)は小規模都市へと積極的に進出しているが、業界3位の Hellobike(哈羅単車)は既に有利なスタートを切っている。

強力な味方

小規模都市へと進出しているバイクシェアリング企業は Hellobike だけではないが、Meituan(美団)の Mobike と、Alibaba(阿里巴巴)が支援する Ofo を除いて、Hellobike とその最大の投資家との強固な協力関係に太刀打ちできるものはほぼいないだろう。

Hellobike は最近 Ant Financial(螞蟻金融)と提携するまで、ほぼ勝ち目がない状態だった。Alibaba が33%の持分を握るこのフィンテック大手は、昨年12月に Hellobike への最初の投資を行い、5月に3億2,100万米ドルの資金を提供して同社の筆頭株主となった

Hellobike の COO の Han Mei(韓美)氏によると、現時点で同社の評価額は23億米ドルを超えるという。Ofo の評価額は30億米ドルであると昨年12月に報告されており、Mobike は4月に34億米ドル相当の取引で Meituan に売却された。

Ant の助けは筆舌に尽くしがたいものだ。この4月には Hellobike のサービスがAnt の Alipay(支付宝)のeウォレットを通じて利用可能となったため、ユーザはもう Hellobike 専用のアプリをダウンロードする必要がなくなった。Hellobike は Alipay が巻き起こしたトラクションが正確にはどれくらいなのかを明らかにはしていないが、Han 氏は同社の「オンラインユーザ獲得」にとって「非常に価値がある」と認めた。

Alipay は膨大なユーザベースと社会的な影響力を持っています。新たなユーザにとって Alipay を使って Hellobike にアクセスすることは、より利便性に優れています。そのため、弊社が新しい都市に進出するときはいつも、まず Alipay を使ってプロモーションを行います。(Han 氏)

しかしながら、Alipay の6億5,000万人のユーザは Hellobike が独占しているわけではない。Ofo とその他4社のバイクシェアリング企業もまた、Alipay を通じてアクセスできる。Mobike は Tencent(騰訊)の支援を受けており、同社が持つ凄まじい人気を誇るメッセージアプリ WeChat(微信)上で利用可能だ。

Hellobike と Ofo は小都市という同じ目標に対する競合が高まってきており、この2社が合併するかもしれないという憶測が出回っている。

Hellobike はその噂にはほとんど関心がありません。

もし自社のチームとビジネスが上手くいっているならば、それらの決定においてもっと大きな発言権を持ってるはずです。(Han 氏)

デポジット無料へ

3月に Hellobike は再び Ant とタッグを組んで新たにアグレッシブなステップを踏み出した。同社は Ant の Sesami Credit System(芝麻信用)で650以上のスコアを持つすべてのユーザのデポジットを廃止したのだ。Ant の財政支援により、Hellobike は顧客のデポジットがなくても資金繰りに困らなくなったのである。

結果は素晴らしいものだった。ほんの2ヶ月のうちに Hellobike の登録ユーザは70%アップした。そして Ofo と Mobike がそれぞれ39.5%と28.8%を占める1月から3月までの業界内新規ユーザにおいて、Hellobike は25.7%にまで迫った。

月単位のユーザ総利用時間推移
新ユーザが占める割合

Ant の側では、この動きは同社が顧客に Sesame Credit を展開して大きく推し進めている「デポジット無料のシェアリングエコノミー」に上手く合致している。昨年11月、Ant は顧客のデポジットを廃止する企業を助けるための1億5,200万米ドルのファンドを発表した。地方の監督機関もまた、ユーザの資金の不正使用が広がる中で、デポジットの停止を呼びかけている

Hellobike のデポジット無料という計画は決して独特のものではない。ユーザ獲得のため Mobike は今月、中国のすべての顧客の45米ドルのデポジットを、条件をつけずに取りやめた。対照的に、Ofo はこの5月に20の都市でデポジット無料にするプログラムを取りやめ、「現時点では199人民元(約3,000円)のデポジットを廃止する計画はない」とメディア企業 Caixin に語った。

Ofo の決定は同社の資金難への憶測を深めるものだ。だが Mobike と Hellobike も同様のプレッシャーにさらされている。かつてのバイクシェアリング助成金の熱狂と同様に、デポジット無料プログラムは大きな資本を必要とする。Meituan の IPO 目論見書が示すように、Mobike はまだ利益を出していない

中国のバイクシェアリング企業は、新たな収入源として、自転車フレームに広告を入れ始めている。
Image credit: Hellobike

Hellobike は採算性にどれほど近づいたのか明らかにしていないが、Han 氏は位置情報に基づいた広告が「非常に良い収入源」であると示唆している。

たとえば、銀行から500メートルの場所にいるとき、付近のビジネスは Hellobike のアプリを通じてクーポンを強くお勧めします。多くの企業がこのサービスに喜んでお金を払うでしょう。なぜならターゲット設定が非常に正確ですから。潜在的な対象ユーザのサイズは大きく、集客コストは低いのです。(Han 氏)

Mobike や Ofo と同様に、収入源の多様化のため、そして通勤の選択肢を揃えるために、Hellobike も電動自転車について注意深く考えている。電動自転車は5kmから10kmの道のりにおいて「Didi(滴滴出行)のニーズに間接的に取って代わる」ようになると、GGV の Jixun Foo(符績勳)氏は述べた。

Didi もこの電動自転車の登場にどう対処するのか考えなくてはならなくなるでしょう。(Foo 氏)

【via Tech in Asia】 @techinasia

【原文】

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バイクシェアリング戦争(前編):中国の小都市で、Hellobike(哈羅単車)はこうしてMobike(摩拜単車)とOfo(小黄車)を打ち負かしている

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中国におけるバイクシェアリング戦争はまだまだ終わらない。市場は2017年から2019年の間に新たに1億6,700万人の新たなユーザを加え、顧客数は3億7,600万人に上ると予測されており、その成長は北京や上海、広州、深圳といった1級都市以外の場所で起こるとされている。 業界大手の Mobike(摩拜単車)と Ofo(小黄車)は小規模都市へと積極的に進出しているが、業界3位の Hellobike(哈…

Hellobike(哈羅単車)は湖北省の地方政府と手を組み、二酸化炭素を排出しない通勤を振興。
Image credit: Hellobike(哈羅単車)

中国におけるバイクシェアリング戦争はまだまだ終わらない。市場は2017年から2019年の間に新たに1億6,700万人の新たなユーザを加え、顧客数は3億7,600万人に上ると予測されており、その成長は北京や上海、広州、深圳といった1級都市以外の場所で起こるとされている。

業界大手の Mobike(摩拜単車)と Ofo(小黄車)は小規模都市へと積極的に進出しているが、業界3位の Hellobike(哈羅単車)は既に有利なスタートを切っている。

初めは小さいことから

Mobike と Ofo は人口が多い中心部を抑えているおかげで、5月時点ではまだ Hellobike を大きく上回っている。だが、人口が少なく混雑していない地域ではそうでもない。データモニタリング企業 Trustdata によると、2級都市や3級都市では Hellobike がユーザの約半分を獲得しているという。

中国の主要バイクシェアリング企業シェアを月間アクティブユーザ数で見る
中国のバイクシェアリング企業シェアを都市分布で見る

2級都市では中国のバイクシェアリング人口の72%を占め、1級都市では28%となっていると Trustdata は示している。そして、大都市に比べて新しいものを受け入れる速度が遅い小規模の都市では、(乗り捨て可能な)ドックレス自転車はこれから増えることになるという。中国情報通信研究院の報告によると、大都市市場が飽和点に達したため、2017年には多くのバイクシェアリング企業が小規模都市に力を入れ始めた

その結果、小規模都市においてバイクシェアリングアプリの普及率も大きく上昇した。データプロバイダー Jiguang(極光)によると、2級都市と3級都市では2%未満だったものが、2017年を通して2級都市では10%、3級都市では6%へと上がった。

Mobike と Ofoに約2年遅れて2016年後半にローンチした Hellobike は、小規模都市に照準を合わせた最初のバイクシェアリング企業だった。同社は大都市にもサービスを展開してきたが、その優先順位は高くない。

GGV Capital(紀源資本)のパートナー Jixun Foo(符績勳)氏は声明で、Hellobike のライバルは「先行者利益を持っているが、中国は巨大な国」だと述べている。GGV Capital は Hellobike のアーリーインベスターだ。

Hellobike のチーフオペレーティングオフィサー(COO)Han Mei(韓美)氏は先頃の TechCrunch 杭州で Tech in Asia に次のように語っている。

ライバル企業は確かに2級都市にも向かいましたが、カバーしきれない都市も多くありました。

少なくとも100の小都市にはまだドックレスの自転車は参入していません。弊社が次に手にしたいのはこれらの市場です。

Hellobike(哈羅単車)の COO Han Mei(韓美)氏
Photo image: TechCrunch China

同社は現在中国220都市で運営している。比較すると Mobike は176の都市、そのうち11は海外で、Ofo は世界中の250の都市でサービス展開している。

Hellobike はこの2年間、あまり発達していない田舎の地域に特化することで今後に向けて準備してきたと Han 氏は考えている。

そういう場所の交通機関の状況は大都市とは大きく違います。

たとえば、人口密度が低い場所では自転車サービス範囲が散らばってしまう傾向にあるため、台数のバランスを取り直しメンテナンスを行うためにより大きな労力が必要とされる。大都市では、自転車は乗り換えの駅と目的地の間のラストマイルソリューションとなることが多い。しかし小規模都市では、道のりすべてを自転車でカバーすることもある。

Hellobike はまた、地方当局と緊密な関係を築いてきた。中国においてバイクシェアリングは厳格な規制と監視の下にあるためである。これは同社の2番目に大きな株主 Youon(永安)が政府に自転車を販売する役にも立っている。別の方向から見れば、地方行政は二酸化炭素排出量の少ない交通のために民間の自転車業者を求めている。東営、鎮江、浜州といった500万人に満たないレベルの都市(北京は2,000万人以上)では、地方の監督機関が Hellobike のローンチを誘致してきた。

とは言っても、Mobike と Ofo は3級都市や4級都市で拡大しており、まだ Hellobike を逆転する「チャンスはある」と IDC China のリサーチマネージャー Yu Xue(薛宇)氏は Tech in Asia に語る。業界を先導するこの2社は自身の膨大なユーザベースに向けて、アプリを通じて、そして自転車のフレーム上で広告キャンペーンを始めている。この努力は Hellobike の存在感を抑え込み、より多くの収益を生むことになるかもしれないと Yu 氏は付け加えた。

後編に続く)

【via Tech in Asia】 @techinasia

【原文】

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バイクシェアリングのOfo(小黄車)、中国国外での経営が資金繰り悪化の兆し

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レンタサイクル大手 Ofo(小黄車)の資金繰りの悪化は国内事業だけでなく世界規模の拡大計画に影響を与えているという兆候がますます現れている。困難に直面している同社は、倉庫の中にある自転車の販売を始め、シンガポールにおける運営を縮小していると事情に詳しい人物は TechNode(動点科技)に語った。 情報提供者からのポスターによると、売りに出されている Ofo の自転車はシンガポールのロジスティクス…

レンタサイクル大手 Ofo(小黄車)の資金繰りの悪化は国内事業だけでなく世界規模の拡大計画に影響を与えているという兆候がますます現れている。困難に直面している同社は、倉庫の中にある自転車の販売を始め、シンガポールにおける運営を縮小していると事情に詳しい人物は TechNode(動点科技)に語った。

情報提供者からのポスターによると、売りに出されている Ofo の自転車はシンガポールのロジスティクス業者 Bok Seng Group が所有する地元の倉庫から新品として販売中だ。TechNode のチームは現地を訪れ、Ofo のロゴが付いている未梱包の自転車が大量に倉庫に収められているのを発見した。

ポスターによれば、これらの自転車は50シンガポールドルもしくは240人民元(約4,000円)の値段がつけられている。本当であれば、自転車の元々の値段である335人民元(約6,000円)と比べて、30%引きで在庫を販売していることになる。Ofo と提携している自転車メーカー Shanghai Phoenix(上海鳳凰)は、同社の2017年第4四半期の会計報告によれば、178万台の自転車をOfoに出荷することで2017年は5億9,672万人民元(約102.5億円)の収益を記録した。これを踏まえるとOfoの自転車1台のコストは335人民元(約6,000円)だ。

Ofo が輸送とロジスティクスに関する料金を支払えなかったために、輸送・ロジスティクスのパートナーらによって今回の件が行われたと同社は返答した。

同社の広報担当者は次のように述べている。

Ofo はシンガポールの運送およびロジティクスの業者と現在進行中のビジネスに関して取り決めをしており、Ofo が適切な額を支払うことで合意しました。関連業者との話し合いを続けていることを考えると、弊社は業者による行動を過度に攻撃的なものだと捉えています。法的手段も検討していますが、同時に、弊社の資産が売りに出されることのないよう、誠意を持って努めています。弊社の観点では、このような販売は現在進行中の商業上の話し合いの完了に際する影響力が無分別に追及されたものでしかありません。この件が裁判所の外で解決することを期待していますが、その間に全ての権利を確保しています。

さらに悪いことには、別の情報源によると、シンガポールの60名のチームメンバーのうち半分近くが削減されたという。この件について直接問い合わせたが返答はなかった。

同社に関する一連の悪いニュースは地元のテックブログ Huxiu(虎嗅)が書いた話から始まった。Ofo はこれらの噂に対して訴訟で対抗したが、現在のケースは同社が資金不足に確実に苦しんでいることを示している。

Huxiu の投稿によれば、Ofo は全海外部門を解体しており、スーパーバイザーの Zhang Yanqi(張厳琪)氏も既に辞任しているという。共同設立者 Yu Xin 氏はシンガポールオフィスからの収益だけでライバル各社を合わせた額よりも多いとし、解体などするわけがないと述べ、噂の内容を否定した

飽和した市場に直面し、Ofo や競合の Mobike(摩拜単車)はより大きな市場を求めて2017年初頭から積極的に国外に進出している。Ofo はアメリカ、イギリス、ロシア、イタリア、オランダなど多くの国でサービス展開しているが、シンガポールは同社にとって最初の、そしておそらくは最良の海外市場となっている。

【原文】

【via Technode】

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シェアサイクルの Ofo(小黄車)、大量廃棄や駐輪問題の解決にブロックチェーン技術の活用を目指し研究所を設立

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中国の有力なシェアサイクル企業、Ofo(小黄車)はブロックチェーン技術を使って「都市型のシェアサイクル管理問題」に取り組むための研究所を設立したと発表した。プレスリリースによれば、この研究所はブロックチェーン技術によってビッグデータとIoT(Internet of Things)のより円滑な利用促進を狙うとしている。 「シェアサイクルの配置や再配置、駐輪やメンテナンスなど、シェアリング問題の解決策…

Photo credit: 齐世文 – QSW on Visual Hunt / CC BY-NC-ND

中国の有力なシェアサイクル企業、Ofo(小黄車)はブロックチェーン技術を使って「都市型のシェアサイクル管理問題」に取り組むための研究所を設立したと発表した。プレスリリースによれば、この研究所はブロックチェーン技術によってビッグデータとIoT(Internet of Things)のより円滑な利用促進を狙うとしている。

「シェアサイクルの配置や再配置、駐輪やメンテナンスなど、シェアリング問題の解決策を見つけるために、企業や政府、ユーザーを含む複数の関係者を効率的に結びつけることを目的としており、都市型の移動手段を世界的に促進させることに繋がるでしょう」(リリースより)。

この動きは、中国に山積する路上の放置自転車問題を解決するためのものだ。昨年に規制当局は 、シェアサイクル利用者がルールに則って駐輪するためのガイドライン(中国語)を発行したが、これには罰則規定がなかった。

地方自治体はすでにシェアサイクル企業に更なる自転車の追加を禁止する措置を課している。2017年8月に 上海市ではこれ以上の自転車を追加することを禁止している。(これに関して2017年11月、Ofoは新しい自転車を意図的に汚くして、路上に忍び込ませていると報道されている)。今年5月に北京市はシェアサイクル用の電子フェンス設置を強化した。

一方でシェアサイクル企業も市街地の美化には苦しんでいる様子だ。2017年12月のQ Dailyの調査によると、シェアサイクル企業は費用負担から逃れるため、市当局によって押収されたシェアサイクルの回収を避け続けていたという。Q Dailyのジャーナリストは杭州市の都市管理委員会から、自転車1台を回収するのに必要な人件費が9.6人民元だと明らかにしている。

もう一つの問題は未使用サイクルの投棄だ。中国の多くの都市の街角で数千のシェアサイクルが見られるようになった。馬鹿デカい廃棄物の山は世界中にニュースとして報じられることになってしまった。またこれらは意図的に破損させられていることも発覚している。先週には成都市の建設物廃棄場に大量に遺棄されたロックのかかっていないOfoのシェアサイクルが見つかったばかりだ。

【via Technode】 @technodechina

【原文】

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財務逼迫との噂の中、ofo(小黄車)が8億6,600万米ドルを資金調達——Alibaba(阿里巴巴)がリードインベスターを務める

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中国の乗り捨て型自転車シェアサービス大手の ofo(小黄車)が、Alibaba Group(阿里巴巴集団)がリードしたラウンドで8億6,600万米ドルを調達したと発表した。Haofeng Group(灝峰集団)や Tianhe Capital(天合資本)、Ant Financial(螞蟻金融)、Junli Capital(君理資本)も投資に参加した。同社の発表によれば、このラウンドは自転車シェアサ…

ofo(小黄車)設立者兼 CEO の Dai Wei(戴威)氏
Image credit: ofo(小黄車)

中国の乗り捨て型自転車シェアサービス大手の ofo(小黄車)が、Alibaba Group(阿里巴巴集団)がリードしたラウンドで8億6,600万米ドルを調達したと発表した。Haofeng Group(灝峰集団)や Tianhe Capital(天合資本)、Ant Financial(螞蟻金融)、Junli Capital(君理資本)も投資に参加した。同社の発表によれば、このラウンドは自転車シェアサービス業界における投資額で新記録を打ち立てたという。

同社によると、このラウンドでは社債と株主資本を組み合わせた形で投資が行われたという。中国メディアでは、ofo は今月上旬に動的抵当による Alibaba からの投資で17億7,000万人民元(2億8,000万米ドル)を調達したという噂が流れている。ofoは この2つのニュースの関連性についてコメントは控えている。

ofo の設立者で CEO の Dai Wei(戴威)氏はこう語る。

自転車シェアの分野における世界的なリーダーとして、ofo は急成長する段階から質の高い開発をするステージへと変遷をたどってきました。ofo はお客様を第一とし、自転車シェア業界を技術革新と効率的な運用によってリードしていきたいと思っています。

ofo は財務的な混乱に陥っていたと報道されており、今回の投資はまさに同社の望んだタイミングで行われた。中国の自転車レンタル業界のトップということもあり、同社は設立時からベンチャー投資家からの寵愛を受けてきた。だがその投資もシリーズ E で7億米ドルを受け取った昨年7月以降勢いが落ち、同社にとっては大きなプレッシャーとなり、Mobike(摩拜単車)との財務面での競争を余儀なくされた。

ofo が財務的困難に陥った原因は Didi(滴滴出行)の干渉だとするのが一般的な説だが、Didi も ofo もこの説は否定している。どちらにせよ、この投資が ofo の重役にどんな変化をもたらすのかは依然として興味深い。

ofo は e メールによる発表で、独立展開することを決定したと繰り返し述べている。

ofo は主だった投資家から支援を受け続けながら独立企業として長期の成功を実現していきます。

中国市場は飽和状態だが、ofo も Mobike も海外展開を加速しており、業界にとっての大きな推進力となることが期待されている

【via Technode】 @technodechina

【原文】

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バイクシェアリングのOfo(小黄車)、NFC対応のスマートロック導入へ

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中国の大手自転車シェアスタートアップであるOfo(小黄車)は、NFC(近距離通信)でロックを解錠する新しいソリューションの準備を進めている。Ofo は本日、NFC 対応の新しいスマートロックが量産段階に入り、10月にはおそらく街で目にすることができる見込みだと発表した。 これは NFC をサポートする最初の電子ロックとなる。ユーザはスマートフォンを自転車に近づけるだけで、わずか数秒でレンタル料金を…

中国の大手自転車シェアスタートアップであるOfo(小黄車)は、NFC(近距離通信)でロックを解錠する新しいソリューションの準備を進めている。Ofo は本日、NFC 対応の新しいスマートロックが量産段階に入り、10月にはおそらく街で目にすることができる見込みだと発表した。

これは NFC をサポートする最初の電子ロックとなる。ユーザはスマートフォンを自転車に近づけるだけで、わずか数秒でレンタル料金を支払ってロック解錠することが可能だ。これにより Ofo の利用者は、安全性に不安が残り詐欺師の格好のターゲットともなっている QR コード以外に、選択肢が得られたことになる。

NFC の無線通信技術は中国で広く導入されている。北京地下鉄は先週(8月第3週)、すべての北京地下鉄路線で NFC 対応の携帯電話をサポートすると発表した。乗客はカードや切符を購入することなく、端末をスワイプするだけで駅に入場することができる。

近距離通信(NFC)とは、2つの電子デバイス(通常、片方はモバイル機器)が互いに約4センチ以内にあるときに通信を確立できる通信プロトコルである。

Ofo の新しいスマートロックはサービス利用に必要な手順を減らし、これまで不便だった点が改善されることが期待されている。 NFC を搭載したロックは携帯を近づけるだけで解錠できるため、ちょっとした手間が省かれる。

ただし、iPhone には未対応だ。北京地下鉄と同じく、iPhone ユーザは QR コードをスキャンして自転車のロックを解錠する必要がある。

現時点で Ofo は8ヶ国に800万台以上の自転車を配備しており、現地メディアによると利用回数は毎日2,500万回以上に達するという。

【via Technode】 @technodechina

【原文】

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